子供はしっかりと見ていると感じた長男の行動

こんにちは。
ふじみ野・川越・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
子供の一年は、大人の一年よりも身体面や精神面での成長が著しいものだと日々の生活の中で感じます。
子供の成長を一緒に感じるのは日々の喜び
学校での身体測定などの定期的な検診で身長や体重が学期を経るごとに伸びていくのを見ていると、本人だけではなく親も数値の変化を見てうれしくなります。
逆に思ったほど伸びていなかったときは、本人と一緒に悔しがったりもします。
また、学業面においても定期的なテストに限らず、日々の宿題に対する姿勢や取り組みを見ていると、日々の成長をはっきりと感じます。
例えば、課題を終えるスピードが上がっていると感じるときなどがそうです。少し前までは終わるのに15分かかっていた課題が5分程度でできるようになったり、解くのに自分一人ではできず親への協力を求めていた問題もいつの間にか一人でできるようになったりと、大人が気付かぬうちに子供は日々成長をしています。
学業成績や身体測定の結果などで数値化された成長を見るのは、うれしいですが、そういったものとは異なり、気づかいや配慮といった大人としての振る舞いができるようになる成長というのは、人としての内面的な成長を感じられまた違った嬉しさがあります。
気遣いや配慮ができるようになった長男
先日、住宅業者の方が点検で来られた際に長男がとった何気ない行動はまさにそうしたものの一つかと思います。
我が家は、今年でちょうど住宅を購入して10年になるため、先日、10年の定期点検がありました。
その日は、住宅関連の業者さんが点検のために半日がかりで家の内部や外部の点検をして下さりました。
外装、屋根及び基礎部分の痛みがないかなど床下の点検まで様々な部分を時間をかけてくださるのを見ていましたが、丁度点検に来られた時間は昼過ぎの暑い時間だったので、のども乾いているだろうなぁと思っておりました。
そうした中、丁度そこへ長男がやってきて、小声で「作業員の方に飲み物買ってこようか」と自分に伝えて来ました。
我が家では、以前も家具の搬送や家電の搬送をしてくれた方たちに自分や妻がタイミングを見て飲み物を買って渡していました。
長男は、親の何気ない行動をしっかり見ており、そうした振る舞いをするのが運んでくださった方への感謝の気持ちを伝える方法の一つだということを理解してくれていたようです。
親がとる日々の何気ない行動で、まわりの人への配慮であったり、気遣いについて子供ながらにしっかりと観察し、自分の中に取り入れられていたことが、今回の行動につながったのではないかと個人的には思います。
こうした内面的な成長がしっかりできていると感じられたのは、一人の人間としての成長として感じられ、大変にうれしいものでした。
まとめ
勉強やスポーツなどが努力の結果できたりするのを見るのも親としてはうれしいですが、マナーや気遣いなど数字や成績で表現できないものに関して、本人の中でしっかりと意識できていたという精神的な成長は、また違った喜びを感じます。
来年から中学生になり、小学生とは生活環境も変わってきて、人としての自覚を今よりも求められる機会が増えてきますので、今回見せてくれたような成長ができるように、これからも周りへの配慮や気配りといったことに目を向けていってほしいと思います。
【子育て日記】
長女は2年生になってからは、以前よりも朝食を含め食事の料が増えてきました。以前は茶碗半分ほどのごはんで満足しおかずが中心でしたが、最近はご飯もよく食べます。
親や兄からも背が伸びるのではないかといわれ、本人も期待しており、しょっちゅう身長を測りたがります。
長男は、気づけば最高学年になり、行事の進行や仕切りをするようになり、年長者としての自覚が芽生えてきた様子です。
コロナ禍で始まった小学校生活も最後の年を迎え、来年は中学生になると思うと、時の速さの儚さを感じつつも子供の成長の嬉しさと相まって何とも言えない気持ちです。