セブンイレブンのおでんと世の中の流れと消費者の嗜好
おはようございます。
ふじみ野・川越・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
ここ最近朝晩の冷え込みが強くなり、季節も晩秋から冬に切り替わろうとしています。
セブンイレブンとおでん
寒い日が続きますと、温かい鍋やおでんが恋しくなるところですが、その中で手軽に食べられるものの一つとしてコンビニのおでんがあります。
自分が小学生の時は、少ないお小遣いの中でセブンイレブンのおでん(特に大根や卵がおいしかったです)をいくつか買い、たっぷりの汁をもらい、友達と遊んだ後に食べて空腹と寒さをしのいでいました。
また、大学生のころセブンイレブンで深夜バイトしているときなどもバイト上がりにあったかいおでんを買い、寝る前に食べて冷えたからだを温めていたのもいい思い出です。
セブンイレブンのおでんは、冬の寒い時期に売上がピークを迎えられるように、以前は秋の入り口当たりからセールやTVCMで消費者へ訴えかけていましたがここ最近はそうした雰囲気がトーンダウンし、コロナ渦にあっては、接触回避のこともありより敬遠されるようになり、とうとう以前のように店頭で見かけなくなりました。
おでんと世の中の流れ
個人的には少し寂しいと思うとともに、消費者の好みや感覚がかわったことでこのようにだんだんと元気がなくなったのかと思っていたのですが、実はそれだけが理由ではないことを先日とある方との話の中でしりました。
その理由の一つに、下請けのベンダー業者が以前よりも減ってきていることが背景にあるようです。
以前は、全国に2万店以上あるセブンイレブンにおでんの具材を提供できるだけの供給網が整っていましたが、最近は各地の業者が時代の変化とともに(中小企業の事業承継が近年は問題になっていますが)、生き残れない会社も出てきているようです。
こうなると以前のようにどのお店でも各地の風土にあったおでんを提供することが難しく、セブンイレブン側が先頭に立っていくら宣伝しても以前の品質の商品を以前のような量で確保が難しいため、おでんの販売に力がはいらなくなってきているようです。
確かに、以前おでんが全国的に盛り上がっていたときは、セブンのHPでも各地の特色ある商品やだしが紹介されていましたが、これは、裏を返せば各地域の練り物業者や加工食品の業者の方の努力と協力の下で成り立っていたことに他なりません。
消費者の嗜好と今後
一方で、ここ最近コロナ禍での巣ごもり需要も相まって人気なのが冷凍食品です。
まとめて買って、冷凍保存をしいつでも食べたいときに食べられますし、買い物の回数も減らせるといったメリットも人気が出たことの一つかと思います。
冷凍食品の取り扱いは、以前はスーパーが主体でしたが、最近はコンビニエンスストアでもかなり多くの種類の冷凍食品が店頭に並んでおりちょっとおかずが足りないなというときに非常に助かっています。
これは、冷凍食品の技術の進歩により、味が以前よりもかなり通常の調理品と変わらなくなったことや消費者の嗜好が変わってきたことも理由かなと思った次第です。
現在は、コンビニのおでんは全体として元気がないですが、消費者の嗜好は時代とともに変化しているので、将来的に過去を振り返る形で再度おでんに注目が集まることがあると思いますが、その時はおでんが好きな自分としてはまっさきに買いに行きたいと思います。
【子育て日記】
目下W杯カタール大会で盛り上がっていますが、我が家も例外ではなく、特に長男と自分が熱中して見ています。
先週日曜は、ゴールデンタイムでの日本戦があり家族みんなでその日はTVの前でご飯食べながらの観戦で盛り上がりましたが残念ながら敗戦。以前記事で書きましたが、昨年のオリンピックでのサッカー日本対スペイン戦での試合後もそうでしたが、長男はどうも感情移入しやすいのか今回も号泣。
自分が同じころスポーツ見て負けて泣くことはなかったのである意味うらやましいなと思います。妹は一緒にサッカーをやっているものの、まだどの国のどの選手が有名かなどの情報もないので、ひとまずお付き合いという感じで見ていました。