データが映し出すモノ

おはようございます。

 

川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

ここ数か月新型コロナのニュースを様々なメディアでよく目にしますが、その中で関心をもったのが「データ」。

 

データは、受取ってそれらについて考える場合もあれば、自らそれらを分析して問題を解決したりする場合もあります。

 

例えば、メディアが提供する「データ」や政府や行政機関が発信する「データ」を国民一人ひとりがどのように受け取るか、またその受取ったデータをどのように見るか、データそのものに対しての姿勢、考え方、「データ」が映し出す社会情勢等、ここ数か月は、改めて個人的に「データ」に対して考えさせられました。

データとブログのアクセス数

自分自身とデータについて考えてみますと、一つにブログのアクセス数が挙げられます。

 

昨年より始めたブログですが、年明け以降は昨年よりも投稿ペースを落とし、自分で時間が取れる範囲で書いていたため、アクセス数についても2月初旬まで年末よりやや減った傾向が続いていました。

 

しかし、新型コロナウィルスが日本の社会にも影響を及ぼし始めた2月中旬頃から急にアクセス数が増加したので、モニタリングしていましたら、昨年夏ごろに書いた消費税とキャンセル料の関連記事がアクセス数の伸びをけん引していることがわかりました。

 

確かに、コロナウィルスの影響で先に予約していた出張や旅行、イベントなどは、移動や密集による感染リスク防止の観点から予め控えようということで、キャンセルする人もそれによって増えたこと考えられます。

 

また、そういったキャンセルが個人的なものであれば、キャンセルするだけで終わりですが、事業活動(企業活動)に関連したものですと会計上・税務上どのような処理をする必要があるかというのも同時に考えなければなりませんし、その際の消費税の取り扱いは、いくつか場合分けが必要になります。

 

そもそも消費税は、サービスなどを消費して初めて支払うものなので、本来キャンセルとは無縁のように思うかもしれませんが、そうでもありません。

 

キャンセルをすれば、それに伴った事務手続きの発生(サービスの発生)、本来サービスを提供することで得られた利益の補償をどう考えるかといったことも生じます。

 

そうしたことについて自分が以前書いた記事には、キャンセルの性質によって特に消費税の扱いが異なってくるといった視点で書いていましたので、そのあたりに関心が向いたのではないかと個人的には思います。
以下昨年の記事です

 

データと税理士業務

普段、会計士や税理士の仕事をしていると、必ずといっていいほど「データ」に触れることになります。

 

データには、お客様の売上や経費、収入や支出等の財務上のデータだけではなく、人員数、ユーザーの満足度などのアンケートデータ、働く従業員の方の声、経営者の方の悩み等非財務上のデータも含まれます。

 

データサイエンティストという言葉があるように、現在社会においては、以前にもましてデータの活用が事業活動においてより重要な地位を占めており、データをしっかりと分析し、利用していくことが大切になっています。

 

事業活動においては、数多くのデータを扱っていますが、会計士や税理士の仕事が扱うたデータは、主には財務データが中心です。

 

普段の仕事では、財務データをそのまま使うのではなく、財務データにひと手間加え、お客様に伝わりやすいように工夫したり、そうしたデータからお客様が疑問・不明に考えていることを共有し、一緒に解決したりします。

 

そうした時に大切なことは、自分だけが理解するのではなく、相手にしっかり伝わるように説明できるかがカギとなります。

 

強調したい点は、はっきりと伝え、わかりにくい点は丁寧に、全体を簡潔にし、重要なところは最後に繰り返すといったように、全体を通して濃淡や抑揚を持たせることが大切ではないかと思います。

 

最近、新型コロナウィルスに関連して開かれる「専門家会議」の方の会見を見ていると、素人にはわかりにくい表現であったり、通じにくい言葉遣い、どの点を強調したいかといった抑揚のないか意見がよくみられます。

 

演説のプロではないので、多少の巧拙はあるでしょうが、それを差し引いても何か違和感があるというか聞いていて伝わりにくさを感じてしまいます。

 

今回の会見等を反面教師とし、自分自身は一人もしくは複数の方にデータをもとにした情報をお伝えするときはわかりやすく、簡潔に、かつ丁寧にということを意識し、伝えていけるようにしたいところです。

まとめ

データは、見た目は数字や活字ですが、その背景にある社会の変化、ユーザーの意見、考え方等様々な「情報」が詰まっています。

 

今回の自分のブログのアクセス数の変化もその一つかと思います。専門家として、今後も多くのデータを扱ってい行くことになりますが、データは、様々な変化を映し出すモノいう認識のもと、今回の経験を今後の仕事に役立てていければと考えております。

【子育て日記】
長男は、GW中親の仕事も休みのため学童をお休みした日がありますが、早く学童に行きたい気持ちがいっぱいでした。

 

やはり、お友達と毎日会って遊んだりお勉強する方が、本人的にも刺激があってよいのかもしれません。

 

下の子は、ここ数週間の間にさらに言葉を沢山発するように。

 

以前は、わかっていても自分から積極的には言わず、親が言ったことを恐る恐る繰り返す感じでしたが、最近は自信がついてきたのか、自分からいろんな言葉を話し、時には2語文も自然と言えてるので、ホントに成長著しいのが見て取れます☻