有事の時はスピードが最優先

おはようございます。
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動す公認会計士・税理士の榎本です。

「慎重」と「遅い」は紙一重

新型コロナウィルスが社会に影響を及ぼすようになり、大なり小なり事業活動に影響が出ている事業者の方が多数いらっしゃいます。

 

こうした中で、給付金や助成金、補助金、融資等資金繰りや生活を支援する対策が多く出されているのは、資金的援助を必要としている人にとっては大変ありがたいと思う一方で、いずれの対応もスピード感に欠けている点は、改善の余地があるのではないかと個人的には思います。

 

特に今回のような有事の際には、少々手続や確認事項が荒くなったとしても最優先されることはスピードです。

 

日本人や日本文化の良い点として挙げられる、繊細、丁寧、慎重といったことは、平時の時は、モノづくりや政策を含め効果を発揮する一方で、今回のような有事の際には逆に足かせになってしまうというのが、今回の政府や行政機関の対応を見ていて感じます。

 

例えば、雇用調整助成金一つをとってもそうです。簡素化したといっても行政手続きに不慣れな方が見れば、それなりに負担になるかと。

 

確かに、不正な受給や違法な受給を防ぐ必要があるので、それらの網掛けの意味でも申請書と添付書類をしっかり作らせるという行政機関側の意図もわからなくありません。しかるべき方にしかるべき対応がなされるためにはある程度の手続の細かさも必要になりますので。

 

しかし、こうした平時の慎重さ・丁寧さは、あくまで平時のモノとしてとらえ、有事の時は発想や考え方を一気に変えて対応していかないと、一人ひとりの国民が持っている感覚や感情とずれが生じてきてしまい、必要なお金や情報が適時に届けられないといった不具合が報じてしまいます。

 

現に今回の政府の対応とメディアなどで報じられている現場の方のインタビュー等を見る限り、明らかにずれが生じてしまっています。

有事には有事の対応を

先にも書きましたが、行政機関で用意されている事務手続きというのは、原則平時の時の手続が一般的です。

 

今回のコロナ危機においても後追いで、手続きを省略するなどの対応が見られましたが、こうしたことは平時の時に、有事を想定した訓練をしておけば、もう少し早く舵を切れたと考えられます。

 

災害などの訓練もすべて有事を想定して行われており、こうした訓練も真剣に取り組んでいる自治体などでは、実際の有事が起きた際にも平時の時に練習した通りできたといったことを聞きますので、いかに平時の際の有事想定訓練が大切かわかります。

 

行政手続きなどの場合は、必ずしもそういった訓練が事前にすることが難しいかもしれませんが、最低限マニュアルの作成とどういったときに有事対応の手続に切り替えるかといったことを念頭においておけば、有事の対応ももう少しスムーズに行けるかと。

まとめ

緊急事態宣言は、ようやく解除され、少しずつ前にことが進みだしましたが、今回の経験はどこかのタイミングで必ず検証・総括をする必要があるかと思います。

 

先に挙げたような行政手続の有事と弊時の対応の使い分けなどもその一つかと。その際には、どういったトリガーをもって有事に切り替えるかということも一つの論点になりそうなので、そのあたりをしっかりとまとめていただき、今後に生かしてほしいところです。

【子育て日記】
長男は、4月の入学式以降平日は学童に行っていますが、毎日お友達と仲良く遊んでいるようです。

 

この間も長男とゲームをしていたら、そのお友達と間違えて名前を呼ばれたので、よほど沢山遊んでいるのか、毎日が楽しそうで親としても安心。

 

下の子も1年前は、ハイハイがまだ不十分だったのに、今では小走りまでできるように成長。足が空回りしないか心配ですが、元気に走りまわるのるのを見るとホントに頼もしい。