トロッコ列車に乗って黒部峡谷へ

おはようございます。
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

先週末から14日まで祖母の家(以前記事にした富山県です)に長男と一緒に行ってきました。残念ながら下の子は体調を崩したため、妻と家でお留守番。
現地では、釣りに行ったり、近くの公園で遊んだり、黒部峡谷のトロッコ列車に乗ったりと、長男としては充実した4日間が過ごせたようです。

 

その中で、2日目に行った黒部峡谷は、目の前に立山山麓が広がり、山の大自然を感じることができる大変素晴らしいモノでしたのでしたので、簡単にご紹介いたします。

 

黒部峡谷では、トロッコ列車に乗り黒部峡谷鉄道の宇奈月駅から終点欅平までをおよそ1.5時間。線路やトンネルは、かつて発電所の工事やダム工事をした際の作業用車両の線路をそのまま生かしたものであり、当時のモノをそのまま残しており、全線にわたり大変趣のある雰囲気を味わえます。

 

終点の欅平は、散策できる名勝がいくつかあり、秘境の温泉宿もあるようです。今回、自分たちは宿泊しませんでしたが、機会があれば今度行ってみたいですね。

黒部峡谷鉄道宇奈月駅から欅平の道中

トロッコ列車の乗り場である「黒部峡谷鉄道宇奈月駅」に到着するとお盆の時期ということもありかなりの混雑。電車もいっぱいのようでしたので、ハイシーズンに行かれる方は、事前予約は必須かもしれません。

 

駅前では、ゆるキャラのくろべぇがお出迎え。息子も大喜びで写真を何枚かとってもらいました。

暑い中、くろべぇの着ぐるみの方も大変です!

電車は、オープン車両、特別車両ORリラックス車両のいずれかを選ぶことになりますが、個人的には追加料金を払っても特別車両に乗ることをお勧めします。

こちらがオープン車両

こちらが特別車両
ゆったりと座れます。リラックス車両も同じタイプの車両です。

オープン車両ですと、かなりキツキツに詰めて座るため、小柄な方や女性でないと道中かなりきつい感じを強いられ、のんびりと景色を楽しむ余裕が持てないかもしれません。

 

道中では、日本で一番深いと呼ばれる峡谷の間を電車で登っていきますが、窓からは夏の緑にあふれた山肌や荒々しい流れの黒部川を眺めることができ、非常に貴重な体験ができます。

 

ただ、先ほど書いたように作業用車両が通った道ですので、どうしてもトンネルが多くなっており、写真やビデオ撮影もうまくタイミングを見計らいながらのモノとなります。

長男も遠くの景色に夢中

お城のような作りですが、こちらも発電所(新柳河原発電所)

昔旅人のお守りとされた仏石。
凄いところに建ってます。

真ん中に見えるのがさる専用のつり橋です

また、お子様連れの方で一つ注意が必要なのが、電車にトイレが付いていないので、事前の用足しはしっかり済ませておくことです。おむつの年齢の子ならばなんとかなりますが、そうでない場合は、事前の準備は抜かりなくしておかなければなりません。

 

長男は、幸いにして大きい方も乗る前に済ませたので、安心しましたが、そうでないと道中そのことが気がかりとなってしまいます。

欅平駅周辺の散策

欅平につきますと、お昼休憩のスペースや展望台などが備わっているので、ひとまずゆっくりできます。一休憩の後は、周辺の猿飛峡、人食い岩、名剣温泉などいくつか散策スポットがあるので、そのあたりを回って楽しむことができます。

 

お子様連れの場合は、子供が飽きてしまうこともあるので、滞在時間は2時間~3時間の間が一つの目安かと。帰りの電車は、その時間を考慮して予約されるとよいかもしれません。

人を飲み込むように立つ人喰い岩。

砂防ダムの抱水も近くで見ると抱水の勢いに圧巻

展望エリアからの眺めも絶景。高所恐怖症の方はやや足がすくみます((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

まとめ

今回は、夏時期ということもあり、峡谷でもそれなりに日差しが強く気温も高かったので、かなりハードな道中になりました。長男も疲れて帰りの電車では爆睡💤

 

地元の方のお話では、紅葉の時期はもっと涼しくて、山肌も色とりどりの紅葉が見られるということなので、今度はその時期に行ってみたいと思いました。

 

また、黒部川沿いの発電所やダム建設などの小説もいくつか出ていますので、そのあたりを事前に読まれていくとまた違った視点で見れるかもしれません。自分は、帰って早速「高熱の隧道」(黒部第3発電所建設工事をモチーフにした小説)を購入しました。

【子育て日記】
昨日は、実家の墓参りに行くので、実家に立ち寄ると親戚がたくさん来ていて下の子も上の子も年齢の近い子供と触れ合えとても楽しそうでした。特に下の子は、最近得意になってきた独り歩きを披露。随分と上手になりました。