お客様の範囲を絞ることも戦略の一つ
おはようございます。
独立してフリーになりますと、
仕事の自由度が上がるので、
時間や働き方を自分で設計し、
選択することが
できるメリットがあります。
一方で、最初から固定のお客様が
いらっしゃる方は別として、
多くの方が、お客様を自分で見つける
営業活動が必要になります。
その方法は、ネット経由であったり、
紹介であったり、ポスティングであったり、
DMであったりと色々な方法がありますが、
いずれにしても、門戸を広く持ち、食べていく
ためにお客様を獲得していかなければならない
ことは変わりません。
お客様が増えてきたら意識すること
事業が軌道に乗り、仕事量が
増えてきますと、人を雇って獲得する仕事に
対応することも一つの選択肢ですが、
一人で仕事をしていく場合は、
AIやロボットでない限り、どうしても
AIやロボットでない限り、どうしても
処理能力に限界がありますので、
自分自身での仕事を受けるキャパシティを
意識して仕事量を調整しなければなりません。
これを怠ると、依頼していただくお客様に
求められる品質を提供できなくなる可能性が
出てきます。
このような時期に一つ大事となるのが、
自分自身ができる仕事や
受ける仕事の範囲を明確にし、
受ける仕事の範囲を明確にし、
入り口でお客様の範囲を絞り込むことかと
思います。
ある焼き肉店で経験したお客様を意識した戦略
先日行った焼肉屋さんでは、入り口に
「乳幼児連れのお客様は
ご入店を控えていただきます。
お子様の年齢は、小学生以上のお客様
に限ります」
とはっきり書かれていたので、
こんなにおいしいお店なのに
お客様を絞ってしまうのはもったいないなぁと
思うのと同時に、このような形にしても
開店以来40年以上続けてこれているのは、
(女将さんの話では43年だとか)
お店として自信のあるサービスと品質を
提供できているからではないかと思いました。
もし、お店として売上を少しでも伸ばすことに
注力するのであれば、もっと
お客様の範囲を広げ、沢山のお客様に
来てもらい、回転率を上げることを
目指すはずです。
それをしていないのは
恐らく質の良いサービス・質の良い商品を
限られたお客様に提供する方針をとっても
自分のお店の競争力が落ちないと
判断されたからではないでしょうか。
確かに、お店の場所も奥まったところで
知らない人はわからない立地でしたが、
七時を過ぎるころには、満席になっていたので、
お店としては、現在の方針で問題ないと
判断しているのでしょう。
また、これは、想像ですが、小さい子がいると
火傷してしまったりするリスクもあるので、
一定の年齢以上に絞ることでそのようなリスクも
併せて回避しているのかと。
お客様の範囲を絞るには自分自身のサービス・品質に自信をもつ
フリーで働く場合、相手が法人等の場合、
どうしても立場的に弱くなりがちですが、
どうしても立場的に弱くなりがちですが、
自分の提供できるサービスや品質に
自身が持てるようになったら、
このお店のようにお客様の範囲を
絞り込み、一定の時間を確保し、
より品質の高いサービス・商品の
開発や自分自信を研鑽する時間に
当ててもよいのではないかと思います。
自分自身、ひとりになってからまだ
半年弱ですが、今回訪れたお店での
経験を一つ参考にして今後に
生かしていきたいと思いました。