在庫管理と資金繰り~週末の買いものを振り返って考える~

おはようございます。
川越・ふじみ野エリアで活動する
公認会計士・税理士の榎本です。
我が家では、共働きのため、
平日の買い物はなるべく
避けたいので、毎週末は、
ある程度まとめ買いをして
週半ばの買い物を減らすように
しています。

 

このときいつも思うのが
事業の在庫管理と週末の
まとめ買いって
共通するところがあるなと。
無駄に買いすぎれば、
資金繰りを圧迫してしまう
という点で。

 

ということで、今日は
在庫管理と資金繰りについて
考えてみました。

買いだめと在庫管理

皆様のご家庭でも買い物の仕方や
頻度については生活スタイルや
ご自身の性格に合わせて
工夫されていることと思います。

 

この週末の買い物をするときに
注意するのが必要以上に
買いだめを
しないようにしようということです。
使う前に賞味期限切れということも
よくありますし、無駄に資金を拘束
してしまいます。

 

事業を行う上でも、
必要なタイミングで必要な
在庫を利用できるのがベストですが、
需要と供給のタイミングは
そんなにうまくマッチしません。

 

ですので、供給側である
事業者は余裕をもって在庫を
持つ必要が出てきます。
ただ、先ほど書いたように、
家計の在庫で賞味期限があるように
事業者もなるべく鮮度の良いもの、
新しいものを提供したいので、
極力在庫がたまらないようには
したいところです。

 

これは永遠の課題かと
思いますが、「適正在庫」の
水準をしっかりと見極められるように
日々の仮説検証を繰り返す必要が
あります。

在庫管理と資金繰り

また、適正在庫を持つのには、
なるべく鮮度の良い在庫を
提供するためという視点もありますが、
在庫を持ちすぎることで
お金を眠らせてしまうという
デメリットをなるべく減らすという
ことが言えます。

 

要するに、在庫を持つということは
それだけ一時的に資金が減ってしまう
ことになります。
この資金は、在庫を売ることによって
しか回収はできません。
正常なサイクルであれば、
一度お金を支払って在庫をもち、
それが適時に売上となり
利益を乗せたお金で返ってきますが、
必要以上の在庫を抱えると
このサイクルが歪んでしまい、
手元のお金が次第に減っていきます。

 

いわゆる不良在庫を抱えると
このような状況に陥ります。
ですので、なるべく正常な
在庫のサイクルを維持し、
適正な在庫水準を
保つことで資金繰りも正常に
維持していくことができます。

【子育て日記】
昨日になってようやく
長男も元気が出てきました。
週明けから保育園に行けると
いいのですが。
長女は、最近、というか
少し前からですが、
食事中自分の口の中が
カラになると
次の一口をせかします。
その時に机をたたく姿が
半沢直樹に出てきた
小木曽次長そっくりです、
顔はもっとかわいいですが(笑)