サービスや商品にイメージを持ってもらえるようにするのはどんな商売においても大事
おはようございます。
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
週末、ららぽーとのシンカリオン記念撮影に行った際に、お昼ご飯をフードコート内にあるつけ麺「つじ田」で食べました。(つじ田については、以前の記事で詳しく書いてありますので、ご興味ある方はそちらをご覧ください)
その時に、もう少し消費者のこと考えてほしいなと思うところがあったので、掘り下げてみます。
飲食店とイメージ写真
お昼ご飯は、つじ田で食べるということで、混雑の中ようやく席を確保しいざ列に並んでメニューをどうしようかと思考をめぐらせていると、ようやく自分の番に。
しかし、ここで、ちょっと困ったことが。
よく見ると、「濃厚特製つけ麺」と「濃厚味玉つけ麺」のイメージ写真が全く同じ。
写真には小さく、イメージと実際のメニューは異なりますと。
なんと!?
これでは、両者の差がはっきりとわからんではないか。
個人的には、チャーシューが何枚入っているのか、味玉は半分なのか、一玉なのか、ネギはあるのかないのか等々、濃厚特製つけ麺と濃厚味玉つけ麺の差を比べてから注文しようと思っていたのに、これではどっちにしようか判断がつかないが、ひとまず特製頼めば何でも入っているかと割り切り、特製を注文。
ホントは、混んでいなければ、店員さんに聞きつつ、ちょっと悩んで注文したかったのですが、休日のフードコートということもありそのような余裕はなく、仕方ないかと。
飲食業のお店に行きますと、イメージ写真、メニューのサンプルなどお客様がお店を選ぶ際に困らないように、このお店は何がウリですよといったことをアピールする工夫がされています。
この写真やサンプルは、個人的には結構大事な営業ツールかと思っています。
自分自身、お店を選ぶ際の一つの判断材料としています。サンプルの盛り付けが汚かったり、サンプルが古びていたり、写真がわかりにくかったりすると、どうしてもそのお店に入ることをためらったり、入らないという決断に至ります。
ですので、イメージ写真は、あくまでイメージですとするのではなく、現物に近い形で写真を載せてほしいなと今回の件を通じて思いました。
税理士の仕事はイメージ写真がない
翻って税理士業においては、どうかと考えますと、自分たちのサービスメニューは、基本的に無形のサービスが基本なので、サンプルメニューやイメージ写真ががありません。
申告書や決算書の成果物を最終的にお渡ししますが、それはあくまで成果物であり、サービスの本質ではありません。サービスの本質は、相談であったり、申告書・決算書の作成の代行であったり、目に見えないサービスがほとんどです。
ですので、お客様にとっては、個々のサービスがどのようなものなのか、視覚的にはわかりにくいので、極力HPのサービスメニューはわかりやすい表現にするよう心がけています。
人間の五感でイメージを形作るのは、何よりも視覚だと思いますので、視覚に直接訴えられない以上、文字や文章というものを使い間接的にイメージを形作っていただけるようにサービス提供者側が配慮する必要があります。
それでも、税理士を利用されたことがない方や確定申告が初めての方にとっては、用語がわからないものがあったりするかと思いますので、そのあたりは個別具体的な指摘に応じて直していくしかないかと思っています。
まとめ
サービスや商品に対して具体的なイメージを持っていただけるかどうかは、それらを利用していただくための入り口において大変重要なモノなので、個人的にはその点を注意したいと、今回の出来事を通じて実感しました。
【子育て日記】
昨日下の子が沢山歩きました。沢山といっても4,5歩ですが。1,2歩歩けるようになってからも中々慎重な姿勢を崩さず、つかまり立ちに頼っていましたが、昨日はちょっと冒険をしようと思い立ったのか、チョコチョコチョコっと!長男も喜んで抱きしめていました。