ビジネスの垣根がなくなり異業種の参入が起きている
おはようございます。
川越・ふじみ野エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
今日は、技術やテクノロジーが進化し、サービス提供を行うビジネスの垣根がなくなる中でどう行動すべきかについて考えてみます。
税理士業界にも異業種の参入
先日、日経電子版の特集記事「ストーリー」の中でリクルートが取り上げられており、その記事の中で、リクルートも相続や事業承継といった税理士業界も関係するビジネスを行う見込であると書かれていました。
リクルートといえば、社員の多くが起業家精神を持ち、自分自身でビジネスを興そうと、会社を飛び出す方が多いことで有名です。
その結果、創業60年近くたつ中で、定年退職者は、これまでたったの6人。
また、リクルート=広告会社というイメージが自分の中では強かったので、税理士業界と関係のある中小企業の事業承継や相続対策をネットを中心としたビジネスを始めることについてはかなり意外な感じを受けました。
一方で、税理士業界と広告会社は、これまでの既成概念では、結びつきませんでしたが、ネットという技術の発展が業界の垣根を超える
ことを可能にしたように思えます。彼らが考えるビジネスモデルは、ネットを中心とした仲介や事務負担の簡素化を考えており、詳細は、まだ明かされていませんが、近いうちに商業化される見込のようです。
そうなると、巨大資本を背景とした価格破壊やネットを中心としたビジネスモデルが入ることにより、パラダイムシフトが起きるのではないかと個人的には思います。
異業種の参入が起きても足元をしっかりと
このように異業種の参入は、歴史上既存のビジネスを破壊し、新たなビジネスを構築する創造的破壊を行ってきました。
ただ、こういった転機が訪れたときでも、落ち着いて目の前のことに対処することが必要かと思います。
自分のやりたいことできることをはっきりと
まずは、自分のやりたいこととできることをしっかり明確にすることで、自分がお客様に何が提供でき、何をすることで満足いただけるのかを考えることが大切かと。
新しいことに挑戦することは大事ですが、できないことを無理にやろうとはせず、自分ができることとの時間のバランスを考えながら行うことが大切ではないかと。
自分自身の知識や技術を磨き続ける
環境が変化しても、自分自身は今まで行ってきた税務・会計を中心とした知識の研鑽やそれに関するIT技術のスキルアップを常に心掛け、自分自身の価値を維持向上させることで、周りの環境が変わっても目の前のお客様にその価値を感じていただけるのではないでしょうか。
逆に、そのような関係を常日頃から維持構築していくことが有事への備えではないかと考えます。
まとめ
周りの環境変化は、自分の力では同に求めることはできないので、そのような中においては、自分を見失わないように、地に足を付けて
仕事をしていくことが何よりも大切かなと。
そうすることで、大きな変化の中でも航海を順調に進めていくことができると個人的には思います。
【子育て日記】
昨日は、長男が珍しく保育園前に宿題を完了して行くことができたので、帰ってきてからも比較的自由な時間を楽しめたようです。
下の子は、せっかくよくなった風邪の症状がぶり返したみたいで、ご飯前はちょっとぐったり。
でも、食欲は旺盛なのでご飯を食べると元気よく部屋の中を動き回っていたので、少し安心しました。