自主性・主体性は、子供の成長にとっても、独立した自分にとっても重要
おはようございます
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
最近、教育やキャリア関連の配信記事でよく目にする自主性・主体性という言葉。
子育て関連の雑誌や新聞記事でもよく登場し、子供の将来に大きな影響があるということがよく書かれており、妻ともそのあたりを伸ばせるようにしたいとよく話しています。
また独立して自分一人で何でもやるようになりそのあたりの重要性を感じるようにもなりました。
自主性・主体性と子供の成長
普段子供たちと過ごしていると、長男も下の子も自分でできる範囲で何かをしようと頑張っていることが時々あります。
しかし、危なっかしいなぁとちょっとでも思うと、親心かとかく親が先回りし、そういったことを除去してしまいます。
ホントは、失敗の中から学ぶこともありますので、いけないなぁと思いつつ、ついつい。
逆に、本人たちが(特に長男)行動を渋っているときには、せかすように指示をしてしまうことも時々あります。公文の宿題やおもちゃの片付けなど。
こうした本人達が行動を起こす前に親が何か間に入るのは、いけないと思いつつも、平日は仕事帰りに保育園にお迎えに行き、ご飯を食べ、風呂に入り、早めに寝ようという親が思い描くプランにどうしても遅れを起こさせたくないので、子供をそのペースに巻き込んでしまいます。
このように親のペースで何かをするように言ってしまうことが増えれば、子供達としては親に言われたことだけをやっていけばいいやというマインドになってしまいがちになり、親の言うことをこなすことが目標になってしまわないか少し心配なところもあります。
一方、子供たちは、これから小学校、中学校、高校、大学、就職と成長していく中で様々な壁にぶつかることがあるかと思いますが、そうした壁にぶつかった時に大切なのは、自分で何とかしよう、自分が責任をもって進めようといった精神(自主性や主体性)です。
特に受験や国家試験等の人生の節目となる難関を突破するには先ほど書いたような精神や強い気持ちが必要になります。
また、社会に出れば模範解答がないような中で仕事を進めることが求められることがあり、そうした時には、ただ言われたことだけをやっていてもうまくはいきません。
自分自身がしっかりとした考えを持ち、自主性、主体性を意識した行動をとっていくことが重要になってきます。
これらの自主性、主体性は、小さいころから本人の中に造られていくものですので、子供の時分にどういった行動をしてきたかが影響すると考えられます。
自分自身について振り返ってみると、必要なときだけは指示を受けましたが、それ以外については、親に強いられた記憶はほとんどなく、極力自分で何かを決めて行動ができていたかと思います。
子供のころからそうした環境をもてたのは、個人的には幸せでした。
最近は、幼少期より子供の可能性を見出そうと親が何でもリードし、様々な習い事をさせているといった話をよく耳にしますが、そうした環境下では、子供たちは、自分でじっくり考えたり、時にはボーとする時間がもてないことが多いです。
自主性や主体性は、誰かに何かを習う中で作られるものもあるかと思いますが、自分で自由に遊んだり、ボーっとした時間の中でも作られていきますので、自分自身の時間を持つことは子供たちにとって重要になります。
我が家では、子供自身の時間(自分の好きなテレビをみたりおもちゃで遊ぶ時間)が失われないように、習い事は運動系1個(サッカー)と勉強系1個(公文)と決め、自分自身の時間を大切にしてもらっています。
長男は来年から小学校に行きだし、環境も変わってきますが、そうした中でも自分の時間を持ち、自主性・主体性がしっかりと作れるように見守っていければと思っています。
独立してみて感じる自主性・主体性の重要性
翻って、独立した場合も同じように自主性・主体性が重要だなと日々感じます。
組織という縛りもなくなり自由に空を飛ぶ鳥のように基本的には自分で決めることができますが、その反面、自主性・主体性をしっかり意識しないと、自分がどこを飛んでいるのかわからなくなり、進むべき方向を見失いかねません。
例えば、お客様の開拓であったり、お客様にどういった形で関与するのがいいかといったことも自分で考えていく必要があるので、自主性や主体性を改めて意識していかなければなりません。
そうしないと、どこかで行き詰まってしまい、方向感を見失いかねませんので。
逆に、自分で考えて行動していくことは、全て自分の責任によるものなので、その結果得られる苦楽を味わえるのも独立したことの妙味かなと最近は感じています。
改めて独立したことの自分のミッションを振り返って、と①子供との時間をしっかり確保すること②自分のスタイルでお客様に満足いただくようなサービスを提供することなので、今のところそのあたりはできているかと思います。
ただ、これが今後も保証されているものではないので、常に自分自身を客観的にモニタリングするということを忘れないように自己の行動を振り返ることは必要です。
また、独立当初に理想とした生活スタイルにはまだ近づけていない部分もありますので、そのあたりを達成できるようにボチボチでもいいので今後も一歩ずつ進めていければいいかなと思います。
まとめ
自主性・主体性・自分で考えるといった自己をしっかりと持ち、何かをすることは小さいころからの積み重ねかというのが最近よく見る記事や自分達の体験である程度実感できているので、そこを子供たちにも伝えていけるようにしたいです。
【子育て日記】
下の子は時々1人隠れんぼで、急に扉の影に隠れたり。遊びの幅が広がっているのを実感。
長男も新聞紙で作った剣でチャンバラごっこ。時々おもちゃを落として叱られていますが…