経験と成長について考える

おはようございます。

 

ふじみ野・川越・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

何事も経験は成長につながる言われていますが、ふと先日すべてのことそのようにいえるかと考えることがありました。

経験と成長~監査実務経験~

論理式のような思考で考えた際に、成長するには経験が必要と考えられますが、何かを経験したからといって必ずしも成長するかというとやや疑問符がつきそうではないかと個人的には思います。

 

例えば、個人的な経験でいいますと、監査法人時代の経験で、監査クライアントがメーカーだったですが、監査をするにはクライアントの本社にいるだけでは、監査対象となる財務諸表の数字の裏にある経済活動が見えず、それらは現場に行って初めて分かるというのが担当していた監査チームメンバーの共通の認識でした。

 

そして、監査実務においては、現場での監査経験(例えば、工場視察、実地棚卸立会、拠点等の往査など)が監査人としての成長の糧とはなりますが、その経験だけで成長できるかというとそうではなく、経験に当たっての姿勢やその経験をどのように監査業務に活かすかといった視点などをしっかり持たないとただの「経験」だけでおわってしまい、監査人としての成長の糧としての経験にはなりません。

経験と成長~子供との登山体験~

一つの例として、監査実務における自分の経験を書きましたが、これは子供の成長でも同じことが言えると思います。

 

先日の子供との登山の経験もその一つではないかと思います。

 

例えば、学校の理科の授業では、標高とともに気温が下がったり、気圧が下がり空気が薄くなったり、天気の変化が地上に比べると早いといった勉強をしますが、教科書を読み、地上でそのような説明を聞いただけではどうもピンとこないでしょうし、社会の授業で資料集などに載っている日本アルプスの写真を見ただけでは、山の壮大さや荘厳な景色も実際の現場で感じるものとは少し異なります。

これらの経験を実際に現場に行き、実体験として感じ、その時感じたことを今後の勉強の際に活かそうという意識や感覚を少しでも持ち、心に残すことができましたら、この「経験」はしっかりとした成長の糧になるのではないでしょうか。

 

実際のところ、本人も(長男も)、すごく楽しく山登りができ、地上では感じられない息苦しさや天気の変化の速さを感じられたことが良かったというような感想を持っていたので、個人的には少しは成長への経験として生きてくれるのではないかと期待しています。

まとめ

様々な経験は、うまくいけば人の成長の糧になりますが、それは経験をしっかりと自分自身のものとして記憶や体の感覚として刻み込むことで成し遂げられるものだと思います。

 

これからも、子供たちには一つでも多く成長につながる経験をさせてあげられればと思います。

 

また、その際は、本人たちにも自分の中に残るような意識を持ってもらえるようにこちらからも働きければと思いました。

【子育て日記】
敬老の日の3連休では、母親の実家の富山に行き、子供たちは初めての立山黒部アルペンルートの室堂を訪れました。室堂のホテルに泊まっての星空観察、長男は翌日雄山までの登山(3,003m)、下の子は室堂周辺のみくりが池の周りを散策。二人共下界とは違った気候、環境(気温は15度ほど低く、空気も7割程)を体験できたことはとても貴重のものとなったと思います。

 

特に長男の登山経験は、今まで経験したことない道や世界を見ることができ、今後の成長につながればと思います。妹もあと何年か経ち、自分でしっかりと歩くことができるようになったら今度は家族四人でいってみたいと思います。

 

余談ですが、子供は普段から体を動かしているせいかそれほどのダメージはなかったようですが、一緒に登山した自分は、疲れからか2日ほど寝あぜ、夜に発熱といった疲れからの症状が出てしまい、改めて年齢を感じさせられました。