FAXは今後どうなるのか
おはようございます。
川越・ふじみ野・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
現在、パソコンやスマフォのメールが発達した結果、プライベートやビジネスの場においてFAXというものを使う機会が激減しています。
自分とFAX
自分自身2005年にあずさ監査法人に入社以来、約16年の社会人経験の中で仕事中にFAXに触れたのは、監査法人退職後2年ちょっと努めた事業会社(こちらでは主に受信のみ)とその後3年弱努めた税理士法人での6年弱です。
社会人になって最初に努めた監査法人では、現場の会計士には、一人一台会社の携帯電話が貸与され、クライアントとのやり取りもPCのメールで済ませていたのでFAXというものを使う機会が全くなく、使い方を学ぶ機会も得られませんでした。
そんなこともあり、税理士法人に入った当初は、FAXそのものの使い方がよくわからず、戸惑うことが多かったと記憶しています。
また、その事務所は、歴史も古くお付き合いの古いお客様も多くいて、年配のお客様との資料のやり取りは、どうしても電話やFAXが中心で行う事が多かったので、メールとの比較での使い勝手の悪さに気をもんでしまうことが多々ありました。
というのも、FAXの場合(それまで知らなかったのですが)、メールのように送信済みアイテムの確認ができないため、お客様に間違いなく資料が送られたかの確認を都度々々電話して確認しないと個人的に気持ちが落ち着かなかったことが影響しています。
その後、独立してからは、プリンターを購入した際にもおまけでFAXの機能はついていましたが、独立後3年間で一度も使っていません。稀に業界団体に関する資料で、「FAXで提出」と書いてあることもありましたが、面倒でしたので、全てワードで記入後PDF化してメールにて提出しております。
FAXの今後
個人的なイメージとして、FAXを使う方の年齢は、比較的高齢層の方が多く、PCでのメールのやり取りができないもしくは苦手な方が文書のやり取りで使っていることが多いと思います。
実際に、自分の実家でも父親が長らく、コンビニに入れる酒の注文等を問屋にする際に利用していましたが、最近では、コンビニのシステムを利用しているのかそのあたりの注文での利用もなくなり、親戚の顧問税理士とのやり取りのみに使っているようです。
身近なところの一例なのでなんとも言えませんが、若い層の方でFAXを使う方の率、減っており、高齢層が徐々に使うことをやめていくと、最終的には市場も縮小し、最終的にはポケベルのようにベンダー側が事業から撤退して市場がなくなってしまうのかなと思うこともあります。
以前別の記事でも書きましたが、デジカメの登場でフィルム写真の事業が市場からほぼ消滅してしまったのと同様、どんなビジネスでも人がその商品やサービスの利便性を求めますと、事業者はそれに答えるために技術革新をしていくので、事業の改廃が起こることは必然であります。
しかし、そのスピードは、自分が幼少期を過ごした20世紀(とはいっても後半ですが)と21世紀(2000年代以降)では明らかに違うなぁと感じております。
これはコンピュータ等の技術が登場したことと、それに対応した半導体技術の発展で情報処理等の技術革新がものすごいスピードで起きてきたことが一因ではないでしょうか。
まとめ
21世紀も20年ちょっとが経ちましたが、この先の世界ではどういった形で技術革新が進歩していくのか楽しみでも有り、自分がついていけるか不安でもあります。
ですので、可能な限り新しいIT機器については、積極的に触れ、それを使えるような柔らかい思考を持ち合わせて行こうと思っています。
【子育て日記】
週末は、雨で土曜のサッカーの練習もなく長男は、力を持て余している様子。
そんな中、週中から膝の痛みが治まらないようなので、整形外科に行くと若干の炎症とのこと。
静かに読書に励むようにとお達しを受けましたが、本人は動きたい年頃か中々素直に従えず、友達と遊び少しはしゃいでしまう始末。
いつになったら治るのやら。歩き方に変な癖がつかなければいいですが…
妹は、久しぶりに自分の実家に行き、じいとばあと遊びご満悦。帰ってきてからたっぷり昼寝zzz