セブンイレブンのクーポン配信と戦略について思う

おはようございます。

 

川越・ふじみ野・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士税理士の榎本です。

 

ここ10年ほどでスマホが急激に発達し、キャッシュ・レス化も進み、今ではスマホが財布代わりと言っても過言では有りません。

 

実際の支払機能だけではなく、以前はポイントカードやクーポンが紙で持っていたものもすべてアプリで済ませるようになったおかげで、個人的によく行くスーパー、コンビニのアプリはスマホにインストールし、ポイント貯金に使っています。

セブンイレブンアプリとクーポン配信

そのアプリのうちの一つにセブンイレブンアプリがあります。

 

セブンイレブンアプリは、2年前の夏にセブンペイが不正アクセスの影響などで使えなくなったあとに登場し、Paypayとの支払連携や定期的なクーポン配信等を行うことで、個人的にはかなり生活の一部に食い込んでいると感じます。

 

特に、最近になって関心を引くのが、〇〇円引きクーポンをほぼ毎日配信し、その使用期限を数日で切っている点です。

 

ここでうまいなぁと思うのが、使用期限を数週間とせずに、数日で終わってしまう短いものを繰り返し配信していることで、期限が短いと人間どうしても早く使おうという意識になってしまうからです。

 

個人的にはこのクーポンは実質的に「お金」という感覚を持っているので、期限切れになるとその見合いのお金を捨ててしまうことと同義と思ってしまい、なんとか使用期限までに使おうとお店に足を運んでしまいます(恐らく、気づかない間にセブンイレブンの戦略にハマっていると思うのですが。。。)

 

なお、このクーポンの内容がセブンカフェ一杯50円引きと一杯100円なので、Mサイズだと還元率が50%、Lでも180円なので、約30%の還元率といずれにしても高い還元率のクーポンを使わないのはやはり損だなと思ってしまい、配信されたものについてはほとんど消化しています。

 

そして、足を運べばコーヒーだけのときもあれば、それに付随した買い物をすることもあるので、セブンイレブンとしては、販促の反対給付をそれなりに受けられているのではないかと思います。

節税のための支出とクーポン利用

一方、この「何かもったいないから使おう」という感覚は、法人や個人事業主の決算間近で少し利益が出そうなときに節税目的のための支出に通じるところもあるかと感じます。

 

ただ、この節税目的の支出の場合は、反対給付が、税金が安くなるという直接的に満足感を実感しにくいものですが、クーポン利用によるカフェの購入は、そのカフェを飲んで美味しい、喉の乾きが潤うといった直接的に満足を得られるという点で似て非なるところがあると思います。

 

いずれにしても、一杯100円のコーヒーを実質半額にするこの値引きクーポンを一定期間毎日配信できるセブンイレブンの徹底した戦略と財力は、さすがだなと。

 

このクーポン配信期間、一時的に費用がかさんでも長期的に見れば、リピーター顧客を増やし、ひいてはロイヤルカスタマーの増加に繋がり、結果としてエリアごとのセブンイレブンのプレゼンスを高める事ができるのではないかと個人的には思いました。

まとめ

今後もこの定期的な配信は、続けていってもらえれば、個人的には嬉しいなと。特にこれから夏で暑い日が続くので、安く冷たいコーヒーが飲めるのであれば、間違いなく使うと思いますので。

【子育て日記】
最近、長女は、朝ごはんのときに先にデザートを要求し、中々ご飯を食べてくれません。この春から午前のおやつがなくなったので、お昼までお腹が空かないかちょっと心配です。
長男は、今週末のサッカーの試合に向けて早く寝るように心がけているせいか、朝もしっかり早起き。このまま体調維持して週末を迎えられるといいのですが。