どんな業務にもミスはある

おはようございます。
川越・ふじみ野・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

事務作業の自動化とミス

コロナ前から言われてきましたが、コロナ禍でより意識されたのが、事務作業等の自動化、効率化といったことがあります。

 

こうした事務作業の自動化によりマニュアルの作業が減り、その結果としてミスも大幅に減っていることは事実としてあります。

 

これは、システム化、自動化された仕事は、基本的にロジックのエラーや設定のミスがなければ、機械的に淡々とこなしてくれるからです。

 

一方、すべての作業が自動化、システム化されているかと言うと必ずしもそうでは有りません。その結果として、人間の作業によるミスというものが少なからず残ります。

 

また、システム化が進む中で人間のチェック能力も相対的に落ちてきている部分もあるのか、マニュアルとして残っている部分でミスはある程度発生しているのは、よく見聞きします。

 

こうした業務の自動化とマニュアル作業の中に発生するミスの事例は、民間の会社だけではなく、行政手続やサービスの場合もあります。

行政手続とミス

その行政関係の手続や作業の中にも自動化されたものもあればマニュアルの仕事もあり、マニュアル作業の結果としてミスというものが一定程度発生することも事実としてあります。

 

先日実際にあった話なのですが、とある市の住民税で二重計算されていた方がいました。

 

詳細は、当事者ではないのでどのような経緯でそうなったかはわかりませんが、市民の一人として考えると、市役所から来た税金は、通常それが正しく計算されているものとして信じ、納付をしていきますので、万が一その金額に誤りがあっても気づかない可能性があります。

 

今回の件では、内容を見た方が、金額的な感度をお持ちでいて、明らかにおかしいと思われたことから、市役所に確認し修正に至るといったことで、大事には至りませんでした。

 

住民税だけではなく固定資産税などでも過去に全国の市町村でミスが発生した事例を聞きますので、税金を課される一市民としては、そのあたりにある程度意識や感度を持っておく必要があるなと改めて思いました。

 

自分自身も住民税の計算は、毎年の確定申告時にざっくりですが手元で計算し、6月頃に来る通知で大きな違いがないかということを常々確認しています。

 

行政サービスや手続に関しては、外からの監視の目が入りにくい分、牽制機能やそうしたことに対しての意識が民間の会社に比べ低くなることもあります。

まとめ

行政サービスや手続を行う方たち一人ひとりも人間なので、ミスが絶対に発生しないとは言えないという意識を市民一人一人が持つことで当事者である行政側のサービスの向上やミスの削減につながるのではないかと思いました。

【子育て日記】
梅雨入りのせいも合ってか、長男がやや体調を崩しがち。先週末も咳がひどかったので、サッカーをお休み。本人は、行きたがっていましたが、その後少し熱も出てきたこともあり、結果的に行かなくて正解。

 

長女は、以前は朝しっかりご飯を食べてから果物やヨーグルトを食べていたのに、最近はご飯やお味噌汁を敬遠しがち。満腹感を覚えたせいもあるのか、食べる量をセーブできているのは良いが、少食になって体調を崩さないか少し心配。。。