AIを使いこなすにも専門的な知識は必要か

こんにちは。
ふじみ野・川越・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

前回の投稿から随分間が空いてしまいましたので、久しぶりの投稿になります。

 

自分は、独立後も監査法人時代に蓄積した経験や知識が劣化しないように公認会計士としての知識をアップデートし、クライアントへのサービス提供ができるように継続して会計士業務を行っています。

 

一方で、自分の余裕時間の半分くらいに当該業務は留め、残りは税理士として税務関連の業務も同時に行っています。

自分が普段行う税務関連業務について

税務関連業務は、主に当事務所とご契約をいただいたお客様に提供するサービスが中心で、個人事業主から法人の経営者の方に日常の経理支援(記帳代行)や申告の支援業務(確定申告)などを行っています。

 

一方で、士業としての知識や経験を幅広い方に提供するために、所属の税理士会(自分は川越支部)と連携し、ふじみ野市周辺にお住いの個人事業主の方や地域住民の方に、無料で相談に応じる仕事もしております。

 

この仕事は、税理士会所属の税理士の方と分担して、ふじみ野市役所(大井総合支所含む)やふじみ野市商工会本部などで、相談業務を中心に行っており、事前にご予約をいただいた方が優先されますので、ご利用される際は事前にご予約が必要になります。

 

特に確定申告の時期になりますと、毎年多くの方にお越しいただき、当サービスのご利用を通じて、一税理士として社会貢献ができているのではないかと考えます。

AI時代における生成AIの利用における注意点

先日、先述した市民の方向けの相談業務に従事しておりましたら、少し考えさせられる案件に遭遇しました。

 

具体的な内容は、ここでは避けますが、まさに昨今話題の生成AIが台頭している現代社会の課題になるのではないかという案件でした。

 

今では誰もがスマホやパソコンを通じてアクセスできる生成AIは、文章作成から画像や音楽の作成など様々な場面で役に立ちますが、一方でそれを使う際に、正しい情報のインプットを行わないと、AIによって出力されるアウトプットが不十分なものになってしまうことが時折あります。

 

要するに、インプットする前提条件などを誤ると返ってくる回答が全く的外れになることがあるということがあるということです。

 

今回遭遇した案件もまさに、それに近いのではないかというのが個人的な感想です。

 

ChatGPTやGeminiなどが代表的なツールとして誰もがアクセスできますが、先ほど書いたようにインプットする内容については、知識のある方とそうでない方が使った場合には、想定通りの回答にならないことがあったり、出てきた回答がそもそも正しいのかを判断ができないということがあります。

 

今回の件に関しては、相談者の方が事前に生成AIを利用して得た回答が税理士が一般的に考えるような回答ではなく、全く魔訶不識な回答だったので、ご相談に来られてお話しを伺った当初は、自分の知識に一抹の不安がよぎりました。

 

しかし、丁寧に相談者の方が持っている情報を整理してみると、事前に生成AIが出した結論は誤りで自分が前提条件を整理して出した結論が正しかったので、最終的に相談者の方もご満足されておりました。

AI時代における専門家の役割

今回の事例から考えられるのは、AIが進化して様々な情報を処理できるようになっても、情報の「集約」や「加工」についての面では利便性が高いかもしれないものの、何か「結論」を求める場合には、事前のインプットを丁寧にする必要があるので、結果的に専門家の力が必要になってくるのではないかと感じました。
【子育て日記】
気付けば子供たちの夏休みも終わり今週から2学期が開始。

 

二人とも体調も崩さず登校できているので、うれしい限りです。

 

中学校、小学校ともに2学期は、行事も満載で、学期としては一番長い期間ですし、季節も晩夏、秋、初冬と移り変わりも激しいので体調管理には気を付け、日々の学校生活を満喫してほしいところです。