地元ふじみ野市の税務相談員を務めました

おはようございます。
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

目下、2019年の確定申告の業務で、税務署、市役所、会計事務所では忙しくされています。そんな中、先月末に地元のふじみ野市役所で税理士の無料相談に出席しました。

 

2018年の確定申告の時は、地元の川越税務署で無料税務相談に応じ、地域の方への貢献を強く意識できましたが、今回の市役所での対応では、よりその気持ちを強く感じました。

地元ふじみ野への貢献を感じられた

税務署での相談員の時は、川越税務署管内の市や町から来られる方への対応でしたので、ふじみ野市以外の方も多く、実際ふじみ野市の方の対応をしたのは、数名だったと記憶しています。

 

しかし、今回は、市役所での税務相談なので、自分の住んでいる市の中だけを対象としていましたので、納税者の方の住所を見ても、どのあたりかある程度想像ができ、地元の方への奉仕ができている実感をより強く感じました。

税務署での相談員より対応範囲が少しせまめ

市役所での対応は、青色決算の事業所得の方や、土地や建物の譲渡所得等、相対的に手間がかかったり、難易度の高めの所得に関しては扱っていなかったため、気持ち的には少し楽でした。

 

一方、市役所では、税務署のように税理士だけではなく市の職員の方も10数名でかなりの数を対応していました。その人数や規模は、想像よりも大きかったので少し驚きました。

市役所の相談員として見た市民の方の確定申告

市役所では、想像よりも多い方が市民税の確定申告をされており、普段自分が確定申告でお客様の申告書を作成するときは、所得税の申告書で、市民税の確定申告書についてもどんなものかと興味がありましたが、現場で拝見する限りは、主には、年金所得の高齢者で、保険料の控除がある方達がほとんどの印象でした。

 

今までの疑問や興味も今回市役所での対応をすることで、初めてそれにお目にかかれたのでいい経験でした。

 

また、皆さん手書きで丁寧に申告書を作成されていたので、字が下手な自分にとっては、こんなにきれいに字が書けてうらやましい限りでした。

 

マイナンバーでも少し発見が。

 

マイナンバーカードの確認をすることが業務の中にありますが、多くの方が通知カードではなく、個人番号カードの形式でお持ちになっていたので、人によっては、しっかり市役所で発行してもらいお持ちになっているのだなぁと思いました。

 

新聞報道などでは、マイナンバーカードの発行が遅々として進んでいないなどの報道がされていますが、ちゃんと市役所に確定申告に来られる方たちは、そういったところもしっかりとされているんだなと、メディアでの報道との温度差を少し感じました。

まとめ

今回は、市役所での税務相談員を通じ税務署での相談員よりもより地元への奉仕を感じられる経験をすることができました。

 

また、開始時間が割と早いので、朝、子供の保育園の送りとの時間を考えると、ふじみ野市役所以外では、富士見市役所、大井総合支所、川越税務署くらいしかできないなというのが今回の日程調整を通じての経験です。

 

ですので、来年はそのあたりを事前にお伝えできるようにしたいと思いました。