新紙幣の人物に埼玉県出身の渋沢栄一氏!

おはようございます。
平日晩酌禁止ルール継続11日目
今朝は、快晴の青空。しかし風が…
これでホントに桜も散ってしまいますね(´;ω;`)
ただ、桜の木を見るとすでに新緑の葉が芽吹いていましたので、
次の季節の訪れを感じます。

新紙幣の人物に埼玉県出身の方が選出

先日、2024年に新紙幣が発行されるニュースが話題になりました。
1万円札は福沢諭吉から渋沢栄一に変更、5千円札は樋口一葉から津田梅子

千円札は野口英世から北里柴三郎にそれぞれ肖像が変更される予定です。

前回の改正が2004年(ちょうど自分が大学生の時)ですので、
20年ぶりになりますが、ここ2回の改正は、84年、04年、24年ときているので

20年サイクルで行われているようです。

今回もお札の肖像に選ばれた方は、皆歴史上の偉人ですが、その中でも
1万円札の肖像に選ばれた渋沢栄一氏は、地元埼玉県出身の方なので、

埼玉県民としては、うれしくなりました。

最近は、「翔んで埼玉」が公開から絶好調ですし、
大宮や浦和が住みたいまちランキングの上位に来るなど、
何かと埼玉県が話題になっている中での
今回の選出ですので、これからさらに埼玉県人気が
高まってくることを期待しちゃいます。

渋沢栄一氏とは!?

さて、今回肖像に選ばれた渋沢栄一氏は、歴史的にも
実業家として有名ですが、詳しく何をした人かと
聞かれると答えに窮するところがありますので、

改めて自分なりに調べてみました。

生まれは、1840年、現在の埼玉県深谷市血洗島。
血を洗う島と書いて「ちあらいじま」
名前がおどろおどろしいですね。
これには歴史的な言い伝えがあるようです。

幼少より、家業を手伝う傍ら「論語」等を学みびます。

「尊王攘夷」思想に影響を受け、一橋慶喜(後の徳川慶喜)に仕え、
一橋家の発展に寄与。
その後実力を認められ、慶喜の実弟、
徳川昭武に随行しパリ万博を含めた欧州諸国を

歴訪し、諸外国の実情を目の当たりにします。

帰国後、大蔵省に出仕したのち、現在のみずほ銀行の
前身である「第一国立銀行」の設立にかかわり、
頭取となり、頭取退任後は、実業家として東京瓦斯をはじめ
多くの企業の設立の支援や一橋大学など多数の教育機関の設立に

も貢献し、その数は600を超えるといわれています。

現代語訳もされている「論語と算盤」の著者でもあり、
この中では論語で人格を形成し、資本主義一辺倒ではなく、

利益の追求もバランスをとることが必要と説いています。

「私利を追わず公益を図るという」考えをお持ちでったこともあり
多くの会社の設立に貢献された一方で三井、三菱、住友等のような
「財閥」の形成はされなかったのも明治時代の財閥創設者と

異なっているという点で特徴的です。

その他社会貢献活動や政治活動も含め幅広い分野で
活躍された方ということが改めてわかり、
非常によい勉強になりました。

これで子供に聞かれてもそれなりの回答はできそうです。

都内に資料館や埼玉県深谷市にも旧家あるようなので、近いうちに
足を運んでみたいと思います。
(今回の発表で混雑が予想されますが・・・)