いつかはやってくる成長の壁

おはようございます。
GW後半のここ数日、
朝は天気がいいのに、
午後から急に天気の急変があり、
昨日スーパーで買い物していた際に、
「洗濯物しまい忘れたわぁ(´;ω;`)」
という声を聞いたときは、
聞いているこちらも同情の気持ちで
悲しくなりました…(◞‸◟)

GAFAも成長の踊り場にきているのか

さて、日本はGW中ですが、
海外市場は、関係なく開いており、
注目されている米国の主力企業の決算が

続々と発表されています。

その中で、GAFAの成長が踊り場に
さしかかったという記事を目にしました。
ちなみに、GAFAは、それぞれの会社の
頭文字をとっており、
G=Google、A=Amazon

F=Facebook、A=Appleから来ています。

FacebookやGoogleは、広告収入の伸びが
鈍化したり、Amazonは、ネット小売りの
伸び悩み、Appleは、スマホの販売不振。
いずれも、自社の得意分野に
他の競合が成長の鈍化を補うために
参入してきたことが大きく影響している

ようです。

過去にもこのように、成長の壁に
ぶつかったITの大手でその後の明暗を

分けたりがあります。

マイクロソフトは、かつて
パソコン市場の低迷の際に、
クラウドに業容を転換し、
再成長の波に乗り

時価総額が1兆ドルになりました。

一方で、「ユニックス」のOSで
名をはせたサンマイクロシステムズは、
競争に敗れて2010年に
オラクルに買収を余儀なくされました。
このような、成長の踊り場を迎えることは、
大企業だけではなく、個人事業主や
中小企業にも同様なことが、起こりえます。

創業後どこかでやってくる成長の壁

事業をしていると、
先ほどの記事にあるような
成長の壁にぶつかる
シーンにいくつも

出くわすことになります。

そのきっかけが、市場そのものの
成長が鈍化したり、政府や
各機関からの規制が入るなど、

その理由は様々かと思います。

例えば、飲食業を例にしてみると、
記憶に新しい、2011年の
集団食中毒によって、原則牛の生レバーは
販売できなくなりました。
焼肉屋さんやお肉屋さん等の中には、
美味しいレバ刺しを自社の売りに
していたところも
中にはあったと思います。
自分もレバ刺しは、好きだったので
食べられなくなったのはかなり
ショックです。
この規制によって、
レバ刺しが販売できなくなり

売上に少なからず影響したでしょう。

また、運送業であれば、
排ガスの規制も厳しくなっており、
Nox(窒素酸化物)やPM法の車両規制に
適合した車両でないと運送業の許可が
下りない等の規制もあります。
この規制についても、従前は
普通に使えていたのに、ある時を
境に除去装置を取り付けるなどの
対応が迫られたりし、その分の
取り付け費用などのコストが
事業主の負担となってきます。

成長の壁を乗り切るには

成長の壁を乗り切っていくには、
いくつかあると思いますが、
個人的には次の2つが大切かと思います。

お金

まずは先立つものがないといけないので

ずばり「お金」。

成長の壁にぶつかったときに、
規制に対応するための資金や
次の成長のための製品やサービスを
生み出すまでの時間を乗り切るには

なによりも「お金」が必要になります。

それを準備する方法には、外部からの調達と
内部留保(自分でためたお金)
という2つの方法があります。
可能なことなら、自己資金で乗り切りたい
ところですが、場合によっては

借入も視野に入れておくことが必要です。

ただ、借入は審査や申し込み等の
手続も必要になり、必ず調達できるとは
限らないので、個人的には
まずは自分の手元資金を普段から
厚めにするように、心がけることが
大切かと。

多角化

もう一つ上げるとしたら、多角化です。
最初のうちは、色々と余裕がないと思いますので
一つの事業で一つの製品・サービスという形で
始めていき、事業が軌道に乗ってきたら、
製品やサービスの種類を増やし、お客様の

幅も広めていくことが大切ではないかと思います。

自分の例でいえば、税務のみではなく、
監査、経理支援、コンサル等いくつかの
サービスの選択肢を持っておくことで、
仕事や知識、経験の幅も広がり、
その中で人とのつながりも生まれます。
このようにネットワークを広げることによって、
仕事を紹介いただく機会が増えていき、
結果としてそれが自分の経験となり、
最終的に壁を乗り越える武器になっていくのではないでしょうか。

【編集後記】
先日乗った東上線の快速急行は、
何気に快適
通常の急行ほど混んでないのに
急行よりも早く池袋に着くので