公文式と反復学習
おはようございます。
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
長男は、公文を始めて1年半が過ぎましたが、何事も改めて反復して続けることの効果を実感しています。時折気分が乗らないときや心がしぼんでいるときも先生や親がフォローしながら、続けてきてよかったなと思います。
長男と公文
長男が公文を始めるきっかけは、年少になっても特に鉛筆を持つ習慣がなかったこともあり、絵もグルグルのモノしか書かなかったので、もう少しそうした習慣をつけた上げようというのがきっかけです。
当初は、鉛筆を持つ習慣がなかったこともあり、筆圧も弱かったのですが、始めた半年ほどたつ頃には、徐々に筆圧もしっかりしてきて、今では数字はもちろん、漢字も少し書けるようになりました。
ただ、最近は、時間が限られた中で宿題をするせいか字がやや雑になりかけているが気になるところ。
公文を初めたころは、運筆を意識させるため、文字や絵を描く基礎的なことが多かったですが、今では国語は物語の一文を読んで内容や感じについて答える問題、算数も3桁同士の足し算や文章題を少々とすごく頑張っているなと毎日感心しています。
宿題についても、年末年始、元旦も含め病気で熱を出した時以外は、旅行などにも持っていき、一日も欠かさずにやってきたこともあり、その効果は出ています。
国語では、文章を読む力、字を書く力がしっかりと身に付いていますので、本やテレビを見ていても漢字を以前よりも読めるようになっています。
算数では、足し算や引き算等の計算を始めとした基礎的な部分がしっかりしてきているのに加え、国語で得た文章の読解力のおかげで文章題もしっかりと解けるようになっています。
こうした基礎的な部分は、小学校に入ってからでも徐々に習いますが、小学校に上がる前に少しでも慣れておくことで、小学校に上がった後の伸びも違うのではないかと思います。
小学校で習うことを先取りする分、普段の学校での授業が一部復習という形で自分の中で消化できるので、知識の定着、知識の再確認にもつながります。
また、お友達でわからない子がいればその子に教えることもできますので、自分の持っている知識や経験を人に伝えることで、無意識に自分の理解を深めることにもなるでしょう。
加えて、お互いに教えあったりすることで、新しい友達関係も生まれたり、人の心を思いやる気持ちも生まれてくるのではないでしょうか。
反復学習の効果
公文式の素晴らしいところは、本人の成長に合わせた課題と「反復」学習から生まれる正確性やスピードをしっかりと鍛えるところに力を入れており、先生のご指導や出される課題からもそのあたりを強く感じます。
自分自身、反復学習が足りないとどうなるか、また反復学習をしっかりするとどういった効果が得られるかの両方を会計士試験の際に体験しています。
受験初年度は、反復学習が不十分であったため、計算問題を中心にテストの結果が伸びず、マークシート式の試験をパスできませんでした。
そうしたこともあって、二年目は、計算科目の簿記、原価計算を中心に基本問題をひたすら繰り返し(一部は答えを覚えてしまうくらいまでやりましたが)、スピードと正確性の両方が自分の納得いくまで繰り返し続けました。
最終的には、60分の問題を30分以内に解き、見直しまでして、満点が取れるというくらいまで、スピードと正確性を磨き続けましたが、このような負荷トレーニングのおかげで本番では計算科目ではそれほど慌てず、自分の持てる力で十分対応できたと記憶しています。
また、高校受験や大学受験、国家試験等の本番では100%の力を出そうとしても、いつもと同じ環境ではなく、メンタル的にも緊張もしているので、普通は100%の実力を発揮することはできないというのが経験的に感じます。
ですので、こうした一発勝負の試験の類は、最初から100%の実力発揮は難しいという想定で臨む必要がありますので、それに向けてはあらかじめ自分の基礎力を高めておくことが大事です。
つまり、本番は60~80%の力でも十分な結果が出るように基礎力を高めておけば、自分が目標とする結果も自然とついてくるでしょう。
まとめ
繰り返しになりますが、こうしたことは、反復学習によって作られる基礎力があって初めてできるものだと思いますので、自分の子供にも反復学習と基礎力のアップを丁寧に伝えていければと思っています。
【子育て日記】
兄が保育園のクライミング🧗♀️で王冠ゲット!その後、スペシャルカードも取ったようです。仕組みがよくわかりませんが。なんにせよ、よく頑張りました。
下の子も最近、「てんてい」と言って先生に本を読むようお願いするようになりました。少しずつ言葉も言えることが増えてきています。