子供とパズルコーナーに行って思い出したパズル熱

おはようございます。

川越・ふじみ野エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。週末長男から「カーズ」のパズル（266ピース：マイクロピース）を作ろうといわれ、パズル収納用のパネルを買いにVIVAホームに行きました。

そこで、パズルコーナーに行くと沢山のパズルが目の前にあり、自分の中に眠っていたパズルへの好奇心が目を覚まし、長男そっちのけで色々なパズルを物色。基本的に風景や観光名所のパズルが好きなので、そのあたりを30分ほどうろうろし、どれにしようか悩んだ末に、1000ピースの「世界遺産コレクション40」を購入(アイキャッチ画像のもの）。

思えば、6年半前の年末年始に、長期休み（20連休）をパズル制作にでもあてようと「アマルフィ」をモデルにしたモノを買って以来のパズル購入。

当時は、久しぶりのパズルだったことや前回1000ピースを完成させていたので、1000も2000も変わらないだろうとたかをくくり、超上級者向けのベリースモールピース（普通のピースの半分の大きさ）のモノにしてしまい、かなり制作に苦戦。最終的に出来上がるまでには50時間ほどを要したと記憶しています。

完成後は、余りの大変さに正直まいっていたことや子供がいると中々場所と時間が確保できなかったこともあり、その後は一旦パズルとは疎遠になっていました。

しかし、今回子供と一緒にパズルコーナーに行ったことで自分の中に眠っていたパズルを作りたいという欲望が目を覚ましました。とりあえず、前回の教訓を生かし、ピースサイズは、普通の大きさでピースも1000に落とし、無理のない範囲で作ろうかと。

その後、家に帰り、ひとまず長男のパズルを一緒にと思って作ってみたものの中々苦戦。というのも、長男のパズルは、特殊なピースで、ピースそのものが半透明のため、色が透け、白い紙の上などに置かないと本来の色が出ないので、完成の見本と見比べピース探しもそれなりに時間がかかりました。長男は、早々に離脱。子供向けと思ってなめてかかっていましたが、結局制作に5時間弱を費やしました。

パズルの楽しさはなんといっても、一個一個のピースがバラバラになっている中から、合うものを見つけ、しっかりはまった時の快感が何とも言えません。

ピースが多いものほど、最初は中々会うものが見つかりませんが、色や形を中心に仕分けて、グループ分けをすることでその後の作業が結構はかどります。

細かい作業を嫌いな人にとっては何が楽しいの？と思いますが、個人的には会計や税務をやっている人は好きな人が多いのではないかと思っています。会計や税務業務も結構細かいところが多いので。そもそもパズルを組み立てる過程が、決算や申告業務に似ているところもあります。個々の業務を順序だてて物事を進め、バラバラのピースをはめることで、段々と全体像が出来上がるという過程は、決算書の作成や申告書の作成においても、似ていると思います。

一方苦しいこともあります。取り掛かり当初は、角や端っこのピース、わかりやすい色のピースを組み立てて作業が進みますが、途中、色が同じで見分けがつきにくいところなどは、よく目を凝らしたり、光の当て方を変えてみたり、工夫しながら少しずつ進めることになるので、著しく進捗が落ちます。そんな時でも、ピースがはまることで、気持ちが前向きになり救われることがあります。

また、気持ちが下向きの時に無理に誤ったピース同士をはめてしまうと、その後、ちゃんとしたピースの組み合わせができず、手戻りやピースの捜索の時間で無駄な時間をとられてしまいます。前回もそのようなことがあり、あせったこともあるので、今回の制作ではゆっくりじっくりの気持ちを忘れず、少しずつ進めていければと思っています。

そして、苦しい時を乗り越え、最後のワンピースをはめたときの達成感はまた格別。途中あきらめそうになった気持ちを奮い立たせてここまで来てよかったという気持ちは、何度作ってもいいものです。

ちなみに、姿勢も座った状態が長くなるので、適宜起き上がったりしてストレッチをしないと、腰痛持ちの自分にとっては、後になって腰が痛くなったりしてきますのでその辺のケアを忘れずにしたいところです。

今回、ひとまず1000ピースを購入したわけですが、どれだけの時間がかかるかわかりませんが、自分の時間を少しずつ見つけゆっくりと作っていければと思います。あせらず、ゆっくりと。