お家を買う時は購入価格(市場価値)だけではなく利用価値も併せて考える
おはようございます。
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
人生で一番高い買い物といえば、一般の方はお家の購入だと思います(中には、そうでない方もいらっしゃいますが)。お家を買う際には、色々と悩むことがありますが、最終的には納得いく買い物をすることが一番なので、今日はそのあたりを自分の経験を踏まえて書いてみます。
まずは、購入価格(市場価値)を収入によって決める
お家の購入で一番先に決めるのは購入価格(正確には購入可能な価格帯)だと思います。まず、家を買おうと考えた際に、実際自分の収入(配偶者が働いていれば、そのあたりも合算で考えて)でどこまでの金額が購入可能かどうかを考えます。
大体、世帯収入がこれくらいなら組めるローンがいくらで、自己資金がいくらだから、ここまでの金額のモノは大丈夫と考え、購入可能な範囲の価格帯を決めます。
この金額を決める際には、ある程度バッファを設けたり、ストレスをかけて、可能な範囲に幅を持たせます。よくこの収入ならここまで購入可能ですと目一杯の回答をしているシーンを見かけますが、これをそのままうのみにすると、将来収入に変動があった時にそのリスクを吸収できないことがあるので、慎重になる必要があると個人的には思います。
購入価格と合わせて利用価値も考える
この金額と同時に検討するのは、一軒家かマンションか、駅や仕事場からの距離、家の広さ等、お家そのものを具体的にどういったものにするかといったところだと思います。
これは、個人にとっての利用価値としてとらえることができ、買う方によってさまざまかと思います。
そして、お家を買う際は、この2点のバランスが個人的には重要ではないかと思います。
価格だけを重視すると、駅からの距離や仕事場からの距離が遠くなってしまったり、家の広さが家族の望むものでなくなったりと利便性や利用しやすさといった点が相対的に損なわれてしまいます。将来売却を考えていないのなら、基本的にはそこに長く住み、仕事や普段の生活をそのお家で送ることになるので、利便性・利用しやすさ、住環境といった利用価値は可能な限り尊重することが大切です。
されども、広いお家、駅に近い、仕事場に近いといった点に比重を置きすぎていくと、都心に近くなったり、単価が上がったりと最初に書いた購入価格が可能な価格帯を外れてしまう若しくはギリギリの購入になり、金額面で満足がいないものになる可能性が出てきます。
ですので、個人的には極力この2点を満たせるように購入の際には時間をかけ、足を使い現地の調査や、家族の意見を聞くようにしました。よくテレビなどを見ていますと、周りに流されたり、勢いで買われる方のニュースを見ますあが、家の購入は一生に一度の買い物になるので、個人的には慎重に検討していくことが必要かと思います。
まとめ
今日は、モノが持つ市場価値(購入価格)と利用価値(個人にとっての価値)について自分の家の購入経験をもとに考えてみました。家に限らず、この考え方は日常的に使うものかと思いますので、普段から意識してモノやサービスの購入にあたって極力納得のいく決断ができるようにしたいものです。
【子育て日記】
下の子はパパ、ママと少しずつ言えるようになってきました。早生まれなので、ゆっくりですが何事もちょっとずつ。長男もそれを見てかわいーとほめています。