事業継続とイソップ童話

おはようございます。
川越・ふじみ野エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
今日は、先日子供の公文の宿題で読んだイソップ童話の「アリとキリギリス」を振り返り、小規模事業者の事業継続について考えてみました。

アリとキリギリスと事業継続

先日、長男の国語の宿題で登場したイソップ童話の「アリとキリギリス」のお話を聞いているとふと、思いました。

 

小規模事業者の事業継続には、まさにアリさんの思考が必要かなと。

 

皆さん大人になって過去の記憶のかなたに埋もれているので、思い出す意味を込めて、ここで簡単に「アリとキリギリス」のお話について振り返ります。

 

アリとキリギリスのお話では、アリは、厳しい冬に備え、夏の暑いとき、せっせと働いたのに対し、キリギリスは、それを横目で見ながら歌をうたい怠けていた結果、冬になると、食料がなくなり飢え死にしてしまったというお話。

事業継続にはアリさん思考で貯える

この話を改めて考えると、自分のような小規模事業者にも考えさせられる要素が含まれていると思いました。

 

小規模事業者は、多くの場合、大企業のように十分な資本を持っていないので、資金(先の話で言えば食料)は、常に貯えておかないと
いけないと改めて思った次第です。

 

つまり、アリさんが夏に食料を蓄え、来るべき厳しい冬に備えたように、小規模事業者は、アリさんの思考に倣い、なるべく不必要な支出を抑え、手元の預金を厚くしておく必要があります。

 

ただ、事業環境は、季節の移ろいのように、夏⇒秋⇒冬⇒春といった規則正しい循環のもと回っているわけではなく、青天の霹靂のごとく急変するものです。
予兆がないわけではないでしょうが、振り返れば、2008年9月16日の(現地時間9月15日)リーマンショックの時も倒産直前までリーマンブラザーズの格付けはAAAでしたので、何が起こるかは、わからないというのが正直なところではないでしょうか。

まとめ

繰り返しになりますが、先行きに対しての感度を厳しく持っておくことで、思いもよらぬ出来事にも踏みとどまることができ、自身の事業継続につなげられると思います。
アリさんが厳しい冬の環境を常に先をもって想定し、夏の間に食料を蓄えることで、厳しい冬を乗り越えたように。

【編集後記】
昨日は、京都のWHG税理神野先生の相続実務セミナーに参加しました。2時間という限られた時間でポイントとなることをご本人の経験を踏まえ、大変テンポよくご説明いただいたので、非常に勉強になりました。
その後の懇親会でも、その他の参加者の方との情報交流もでき大変有意義な一日でした!
また、東京でセミナーをされるときにはぜひ参加したいです。

 

【子育て日記】
昨日は、妻と子供たちは3人で久しぶりの外食に出かけ、デザートまでたっぷり堪能。下の子は、食べ過ぎたのかお風呂の前にちょっとやらかしました(´;ω;`)