日々の心がけが時間的な余裕を生む

おはようございます。
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

ここ2日、朝晩の気温が落ち着いたこともありエアコンを控えました。日中はまだ残暑が厳しいものの、時間帯によっては徐々に秋の空気を感じられるようになってきているのは、汗っかきの自分にとっては良い傾向であるものの、夏の終わりが近づいているという点で寂寥感を感じます。

 

先日、普段からの心がけというものが時間的な余裕や心の余裕を生むのかなと感じる出来事があったので、そのあたりを掘り下げてみます。

佐川急便の運転手の心がけ

先日、地元の道を走っていると、前の車が横断歩道で待っている歩行者のためにスムーズに停車しました。自分も普段から歩行者を見かけたら止まろうと思っているものの、気づくタイミングや後ろの車との車間で躊躇し、中々できていないのが実情です。

 

しかし、目の前で止まった佐川急便のドライバーは、停車がいたってスムーズ。後ろを走っている自分としては、思わずおおっ!と思ってしまいました。止まり方が、「アッ」と気付いて急に止まったというのではなく、ごく自然に減速し、停車した感じでした。

 

そして、よく見ると、車の後方部には、しっかりと「法定速度での運転と横断歩道での一時停止を遵守します」というシールが貼ってありました。運送業の車にはよくこのようなステッカーが貼っていますが、100%遵守できているかというと、そうではない車も時折見かけます。

 

運送業の場合は、時間までにお客様に荷物を安全に届けるという義務を負っているものの、自分の荷物が届かないと他の荷物が出発できず物流全体に影響を与えたり、顧客のオペレーション(工場や店舗等の)に支障をきたしてしまったりという意識が頭の中にあるはずなので、時間を意識しすぎるあまりどうしても心の中に焦りや急ぎという気持ちが生まれ、先ほどのステッカーに書かれていることを100%遵守できるかというとなかなか難しいということが推察されます。

 

逆にそのような焦りを極力生まないようにするには、普段から時間的余裕を持ち行動する必要があり、平時、時間に余裕をもっていれば、心に余裕が生まれ、それがまた時間的余裕を生むといった良好な循環ができてくると個人的には思います。

 

このような日々の心がけは、わかっていても中々できないので、今回の出来事を見て改めて自分も時間的余裕を持とうと意識させられました。

自分の仕事においても普段から時間的余裕を生むように心がける

翻って自分の業務についてみてみますと、税理士業務は、申告や納付など期限の決まった仕事がいくつかあります。これらが遵守されないと延滞税や延滞金等納税者にとっては不利益が発生してしまうので、受任者である税理士としてもお客様にこのような不利益が生じないように普段から時間的余裕を生むように心がけております。

 

ただ、決算が近づいて急に何事も前倒ししようとしても得てしてうまくいかないので、月次の関与の時点から、何事も一緒に前倒しで進めるようお客様にもお伝えしています。

 

そうすることで、決算時にもあせらず、漏らさず、時間的な余裕をもって仕事を進められ、結果的に節税対策などもしっかりとすることができます。

 

先日、同業の方から申告書のレビューを依頼されたときも個人的には、理想的なスケジュールだと感じました。同業の方のお客様は、3月決算5月申告のお客様だったのですが、申告は5月中旬に設定、自分の申告書レビューを5月上旬、先方の申告書の作成期限を4月末といったスケジュールでしたので、全体として余裕をもってお互い仕事が進められました。

 

この時期は、その他の業務も重なりやすく、極力時間的余裕を持つことが必要でしたので、個人的には大変助かり、自分も参考にしたいと思いました。

まとめ

何事も時間をもって行えば、焦燥感や時間的なストレスを感じてイライラすることもなくスムーズに仕事をできます。今回目の当たりにした佐川のドライバーさんの心がけを忘れずに日々意識して時間に余裕を持った行動ができるようにしたいと思います。

【子育て日記】
最近、知恵がついてきた長男。先週木曜の公文は、頭がいた~いと母親の親心に訴えかけ、ズル(??)休み。母親に注意されたこともあり、昨日はしっかりと行きました。リカバーが早くてよかったです😊下の子はそれを見てまた何か学んだのかなとふと思いました。