平成30年確定申告をe-taxのマイナンバー方式でする際の注意点
平成30年の確定申告をe-taxでする際の提出方式
年が明けて確定申告シーズンが始まりました。今回の確定申告では、
電子申告の方法が昨年までのとは異なり、以下の2通りの方法に
変更となります。今回は、自分も使っていますマイナンバーカード方式を
行う際の注意点について自分の経験をもとにご紹介いたします。
①マイナンバーカード方式
②ID・パスワード方式(将来的に①の方式が普及するまでの暫定的な
措置のようです:e-tax利用の簡便化の概要化より)
詳細は、以下のサイトに記載がございます。
(国税庁のe-tax簡略化の概要参照)
マイナンバーカード方式
マイナンバーカード方式は、従来からe-taxで申告されていた方は
マイナンバーとカードリードライター(マイナンバーカードを読み込ませる
ポータブル機器)を利用して申告をするため、作業としては原則変わりません。
(ここで原則と書いたのは、後述する際の注意点には、気を付けていただきたいからです)
ただ、今回から確定申告などの作成開始前に入り口でマイナンバーの確認がされる点は
前回からの変更点となります
署名用電子証明書と利用者用電子証明書
ここで、要求される暗証番号で注意していただきたいのです!
従来は、e-taxで使用していたものは、「署名用電子証明書」の暗証番号なので、6桁~16桁のものでしたが、
この入り口で使う番号は、4桁の「利用者証明用電子証明書」の暗証番号なので、何気なく
いつも使っていたものを使ってしまうと、入れず、3回間違えるとロックがかかってしまいます。よく見ますと、
「利用者証明書」と書いてありますので、署名用電子証明書と違うのがわかるかと思います。
ロックは、お住いの市区町村にいかないと解除できないため、入力時に出てくるポップをよく読むように
してください!
自分は、そもそも、マイナンバーの中にそのようなものが格納されていることを忘れていたため、自分の入力ミスか
リードライターの反応エラーかと勘違いして、誤った入力を3回繰り返し、ロックされてしまったため、
市役所で解除してもらうという手間が発生してしまいました…T_T
なお、心配の方は、JPKI利用者ソフトで、自身の電子証明書の確認ができますので、有効性なども
含めて事前に確認しておくこともよいと思います。
まだ、確定申告シーズンは始まったばかりですが、期限が迫ったところでこのようなことが起きるとかなり
あせると思うので、事前に余裕をもって準備をし、上記の暗証番号の入力時には、ご注意ください
なお、申告にあたって「署名用電子証明書」は、従来通り使います。