真剣に取り組む気持ちは大事だが、深刻にならない配慮はもっと大事
おはようございます。
川越・ふじみ野・富士見・三芳エリアで活動する公認会計・税理士の榎本です。
昨日は、監査法人時代の同僚とゴルフで栃木へ。残暑と日差しがかなりきつく、体力的には厳しいラウンドでしたが、ゴルフ場の緑に囲まれた雰囲気を味わえ、楽しい一日を過ごし、日頃のストレス解消にもつながりました。
ストレスといえば、近年は、様々な職場で、ストレスが原因で精神的に疲れてしまい、療養をとられる方が増えています。現代は、ストレスが多い世の中だといいますが、何事もほどほどな気持ちで取り組むことが大事だとこのようなニュースを見るたびに思います。
そこで思い出すのが、14年前に監査法人に入社した時に配属された事業部の上司が研修の挨拶でお話されていた言葉です。
「真剣になっても深刻にはなるな」
目次
真剣になっても深刻になるな
「真剣」も「深刻」も、英語ではいずれもSeriousと訳されますが、先ほどの言葉のニュアンスとしては「Be seirious not too be serious」といった感じでしょうか。
真面目に仕事するのはいいが、深刻になりすぎず適宜息抜きをしようという意味合いで言われていたと記憶しています。
日本人の気質として何事もまじめに取り組むことはいいのですが、中には真剣に取り組むあまり気づかぬうちに自分自身を追い込みすぎてしまう方がいるので、その辺を注意しましょうという感じかと。
つまり、会計や税務の仕事は、数字を扱う仕事ですので、どうしても神経質になりやすいものですが、何事も行き過ぎて袋小路に入らないように、引き返したりすることを忘れないようにするのがおっしゃられたかった要点かと個人的には解釈しました。
深刻にならない配慮
真剣に取り組んでも深刻にならないようにするにはいろいろと配慮していくことでそれを防げるのではないかと個人的には思います。
仕事の位置づけ
まずは、自分の中での仕事の位置づけを明確にしておくことが重要ではないかと思います。仕事は、あくまで仕事と割り切り、人生を豊かにするための一つの手段に過ぎないと思えるくらいがちょうどいいかと。決しておろそかにするというわけではなく、入り込みすぎずバランスをとるようにして、プライベートの時間もしっかり確保できるように。
完璧主義にはならないように
また、何事も完璧主義にはならないのも重要です。何でも完璧にこなそうとすると、一つのミスに敏感になってしまうので、人間誰しもミスはするという気持ちを忘れず、気持に余裕を持つことで、クリティカルなミスを防げれば、個人的には十分かと。
自分自身もミスはしますが、その時の状況などをチェックリストやメモに残し、その後の再発に活かしております。
普段からのお客様とのコミュニケーション
先ほどの完璧主義の話にも関連しますが、誰しもミスはするもので、大事なのはその後のフォロー。発生の原因や今後の対策等をしっかり説明することでお客様に謝意を伝えることでその後の関係も違ってくるかと。
そのためにはお客様と普段からコミュニケーションをとり、関係を良好に保っておくことで、ちょっとしたミスや失敗に対しても寛容な気持ちをもってもらえるのではないかと思います。
ストレス発散のはけ口を
また、個人的にコントロールできることとしてストレスの発散方法をいくつか選択肢として持っておくことも大事になります。
例えば、ジョギングやウォーキングを定期的にすることで、体を動かしますし、健康の増進にもつながり、結果としてストレスの解消にもつながります。
また、スポーツをしていると無心になる事が多いので、頭の中かから仕事のことを一時的にでもなくすことはストレス改善に効果的かと。
結果としてフィジカルだけではなく、メンタルの面でも改善が図れ、ヘルスケアにつながるかと思います。
よく寝る
当たり前のことも知れませんが、睡眠不足はストレスの大敵。一日二日の不足ではなく、日々の不足の積み重ねが徐々にボディーブローのように効いてきて、個人的なメンタルや思考力を弱めますので、日々の睡眠時間を最低でも6,7時間は確保できるように努めたいところです。
監査法人時代の繁忙期は、これがなかなかできず、毎度監査期間の後半は大変な思いをしたのを覚えております。時折寝坊をしてしまったり、朝起きれず午前半休をとったりと。
まとめ
今日は、ふと昔上司に言われたことを思い出したので、気持の持ち方について少し考えてみました。人間日々黙々と仕事しているとどうしても気持が袋小路に陥りやすいので、そういったときはこの言葉を思い出すようにしています。
【子育て日記】
下の子の風邪が長引いているため、お医者さんに行き診てもらいました。家では、兄とじゃれあっていますが、如何せん発熱に波があり安定しません。夏風邪要注意!