うまい話には落とし穴があるかも…

おはようございます。
昨日は、家族で都内に出かける
用事がありましたが、
電車も思ったほどの混雑は
なかったので、子連れの我が家に
とっては、助かりました。

うまい話には落とし穴がある!?

フリーランスになって働き始めますと、
営業、総務、経理等今まで組織で働いて
いたときには、他の方がやっていたものすべてを
自分でやらなければならなくなり、

最初はかなり戸惑ったという話を以前書きました。

このような状況のなか、どこからともなく
外部業者からの電話も時折(人によっては
頻繁に)かかってくることもあり、
その中には、話のさわりを聞く限りでは
すごくよくできた話もあります。
ただ、そういった話には、
絶対とは言えませんが
大抵の場合裏や落とし穴がつきものです。
現在読んでいる「島のエアライン」(黒木亮著)という
熊本県天草地方を舞台にしたノンフィクション小説の中でも
「世の中そんなうまい話は、転がっていない」という
シーンが出てきたので、今回自分の体験も含め、
創業当初は、色々な業者からうまみのありそうな
話が来るので注意したいという意味で書いてみます。

落とし穴にはまりお金を無駄使いしないように

創業時は、自己資金に余裕がある方以外は、
大抵創業支援融資等を使い、不足資金を用意する

ことになります。

そうしますと、一時的ですが、
サラリーマン時代よりも
手元の資金に余裕が生まれ、
「自分お金持ってるなぁ」
という錯覚に陥ります。

(実際自分もそうなりました(´;ω;`))

当初から設備などと紐づけで借りている部分は、
その購入に適宜充てられるので、
問題ないと思うのですが、もう一つ
「運転資金」という形で、事業が軌道に乗るまでの

予備的な資金がある場合に注意が必要かと。

これは、すぐさま使うのではなく、
時間軸で見たとき、一定期間にわたり、
自分の生活や事業を支えてくれる
ための資金なので、必要に応じて
使っていくものです。
しかし、一時的には、その資金が
余剰資金として手元にあるので、
このような状況下では
普段なら、冷静に判断して
買ったり、借りたりすることを
断るのに、その判断が
鈍ってしまいがちです。

ですから、事務機器などの業者から、

「コピー機やFAX借りませんか?今なら、
○○%引きですよ」
「コピー機購入されたら、
お客さんを安く紹介しますよ」
等といった、最初聞くとうまみの
ありそうな話があった時、

そのお金を使ってしまいがちです。

ただ、当初からそのようなものを買ったり、
借りたりする目的も含めて資金を
用意していれば問題ないのですが、
そうでない場合は、資金繰りに大きく影響が
でますので、ぜひそう言ったところから
誘いがあった時は、同業の方や
周りの方に一度相談して、冷静な判断が
下せるように情報収集をすることが
必要です。

落とし穴を回避するには、一旦は資料請求にとどめるのも一つの手

自分も、とある事務機器の業者から
突然電話があり、
お客さんを格安で紹介します
という話だったので、
とりあえず聞いてみました。
話を聞く限り、
お客様の紹介料が
月額2,000円だったので、
それ以上の顧問料を頂けたら、
こちらとしては大変
助かるなと思った一方で、
この業者はどこでもうけているのか?

といった疑問も同時に生まれました。

その日は、結局資料請求にとどめ、
営業の方とは、資料の中身を確認してから
会いますという形で一度距離を置くことにしました。
資料が届く間にも同業の税理士の方に
そういった話がなかったか聞いてみたら、
多分それ営業だからやめといた方がいいよと

言われました。

数日後、資料が実際に届いて中を見ていくと、
紹介料が安い代わりに、顧問先のお客様と
自分の事務所に事務機器を借りるという条件が

入っていました。

結局、自分はここでこの話は
なかったことにしたのですが、
このように当初は、
うまみがあるような話には
大抵裏があったり、
業者側がしっかり儲かるように
なっているといった落とし穴があるので、

注意が必要だなと改めて感じさせられた一件です。

また、一度営業に合ったしまうと、
向うもプロなので、
色々うまいことを言われ
丸め込まれてしまうリスクもあるので、
このように一度資料請求だけにとどめるようにしたのも

今回の良い経験だったかと。

皆さんもうまそうな話の電話が来たら、すぐに営業に合うので
はなく一度資料請求で中身をよく確認してからが
良いと思います。
あって、結局無駄な時間を過ごしてしまうかもしれませんので。

【編集後記】
昨日は、近所のQBハウスで
子供の髪チョッキン。
本人最初は、バリカンでの刈り上げに
不満そうでしたが、終わってみると
満足そうだったので、一安心(*^。^*)