丁寧な挨拶は大事ですが、丁寧すぎると…

接客六大用語

・いらっしゃいませ!

 

・はいかしこまりました!

 

・少々お待ちくださいませ。

・申し訳ございません。

・ありがとうございました!

・またお越しくださいませ!

これは、自分が以前バイトしていた
セブンイレブンで
使われる「接客六大用語」です。

お客様がお店に入ってきたとき
品物を持ってこられたとき
品物を買ったとき
ミスをしたとき
お客様が帰られるとき
とその時々に応じて声に出していたのはいい思い出です。

自分がコンビニエンスストアを利用する立場でこの言葉を
聞くと、やっぱり、気持ちがいいものだと改めて感じます。

逆に、一つ一つの挨拶ができていないお店に行くと

「ん!?」

何か変だな?

という違和感を持ちます。

これは、自分が依然バイトしていたからではなく、一般のお客様も
少なからず感じるものであり、お客様への挨拶は改めて大切なものと
思っています。

挨拶は信頼感を築くが…


接客業に限らず、ビジネスの場において、挨拶や言葉遣いはその人や
そのお店、会社の雰囲気を形作る基礎的なものでもあり、そのようなところが
できていないだけで、使う人や相手にとっては信頼感を得られなかったりするものです。

丁寧なあいさつやサービスをしてくれるお店や企業の方は、使う側としても
信頼できますし、使ってみて気持ちいいですし、満足感も得られます。

しかし、世の中には、逆に丁寧すぎてしつこいな!?
そこまで必要ですか?
といった過剰なサービスや挨拶をする場面にに出くわす時もあります。

★やたらと挨拶の声が大きく、顧客の立場からすると落ち着けないお店

★ゆっくり商品を見たいのに、いろいろとものを進めてくるお店 等

あまり、丁寧すぎる対応は、人によって快く思わない可能性もあるので
加減はある程度必要かなと。

税理士もサービス業なので


税理士も士業という側面がある一方で、税務や資金繰りの相談、
労務の相談、経営相談等に応じるあたりは、
サービス業という一面もあります。

サービス業である以上、自分もお客様に対して丁寧な挨拶、対応、言葉遣いを心掛けていますが、
一方でやりすぎになっていないかということも頭の片隅に置きつつ
お客様に接するようにしています。

過剰なサービスや丁寧すぎる対応は、何でもやってくれる、
どんな時も対応してくれる等の誤解をお客様に与えてしまい、かえって
お互いの関係をギクシャクしかねませんので、そのあたりの
バランスは意識しております。

あくまで、お客様と対等な立場でお仕事をしていくのが、
税理士と顧問先の自然な関係かというのが個人的な意見です。

なので、何事も極端になりすぎないようなバランス感覚を忘れずにお客様との関係を大切にしたいですね。