2024年の上半期を振り返る~1-3月期(第1四半期)と4-6月期(第2四半期)に分けて~

ふじみ野・川越・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

今週で2024年も半年が終わり、来月からは7月に入り下半期のスタートです。

 

毎年のことですが、この時期は少し時間的な落ち着きを取り戻せるので、ここまでの過ごし方や仕事の進め方などを顧みるという意味で、この半年間について四半期単位で振り返ってみます。

1-3月期~個人の確定申告・税務応援などをこなしながら通常の月次業務をこなす~

個人のお客様の確定申告に関しては、1期前の2022年時点の数が日程や他の業務との兼ね合いから適時に業務を行える件数の防衛ラインと考えてましたが、縁あって2023年に1件お客様が増えたので、時間確保や適時な申告をするために、何事も前倒しで進めようという意識がより強くなり、その気持ちをもって2024年の年明けを迎えました。

 

1月月初に毎月業務委託で行っている月次経理支援業務と年末調整のまとめを済ませると、すぐに自分個人の確定申告と自分所有の法人の決算(12月決算)を進め、1月中旬には個人のお客様の確定申告と月次業務(2023年10月―12月あたりの月次)のフォローができる体制を整え、準備万端の体制を確保できました。

 

その結果、お客様の資料提供に応じてタイムリーに作業ができ、確定申告業務も滞りなく進み、2月中旬まではそれほど違和感なくスムーズに仕事を進められました。

 

一方、2月中旬から後半にかけて、普段からつけている自分の日々の業務作業リスト(日報のようなもの)を見返すと、進捗の感じが昨年よりもややビハインドに感じ、タイムリーに勧められている自分からすると少し敗北感を感じました。

 

要因について自分なりに分析したところ、特段のロスになるような事象も見当たらなかったのですが、昨年よりも数日個々の作業が後ろ倒しになっている点が考えられ、来年はそのあたりを事前に捌き、対応できればと思います。

 

その他の影響については、日並びの影響や、インボイス制度が始まり、消費税申告のお客様が増えたことなども全体としてチェックの工数に影響したのではないかと考えました。

 

いずれにしても、1件お客様が増えた中で、特段大きな遅れもなくどのお客様にもタイムリーに申告書の返却と結果の通知ができたことは事前の準備のおかげかなと思っています。

 

また、その結果3月に行う1月決算のお客様の対応もスムーズに行えたのでこの点も評価できるところかと思います。

 

しかし、来期は、お客様のご都合により先の1月決算のお客様の申告がなくなる一方で、監査法人時代の先輩から引き継いだファンド監査が加わるので、そのあたり日程の調整を含め事前準備とスケジュールの見直しをしっかりとする必要が出てくるので、年末あたりからの日程管理が重要になってくると思います。

4-6月期:~ゴールデンウィークを挟みながら法人の3月決算申告実務と決算業務・開示支援をこなす~

監査法人時代ほどではないですが、4-6月期はどうしても日本の多くの会社が3月決算ということもあり、それに関連した支援業務が増えます。

 

今期については、昨年と大きく前提の条件は変わっていませんが、先ほど書いたインボイス制度の影響もあり消費税の申告が増えたことが若干ですが工数の増加に影響しています。

 

ただ、その辺は前後の日程調整や事前準備のおかげでうまく吸収できました。

 

その他には、先日の記事に書いた財務デューデリジェンスのサポートや新しく知人から紹介された学校法人の監査の影響もあり、5月の稼働は昨年よりも少しタイト感が強かったです。

 

それでも、5月の最終週以降は、税務の申告が終わり、開示支援のピークを超えたあたりからは、少し落ち着きが出て来ました。

 

また、この季節は、初夏から梅雨への移り変わりという感じで季節の移り変わり時期のため、子供だけではなく親も体調に不調をきたしやすくなる時期でもあり、実際のところ自分も5月中旬体調を崩しかけたので、そのあたりは来期以降も注意が必要です。

 

自分自身の体が資本で替えはきかない働き方なので、体調管理だけは、来期以降も含め日々の課題として肝に銘じております。

まとめ

上半期ももうすぐ終わり来週から7月に入りますが、自分自身の業務も上半期よりは少し余裕が出てきて時間が取れるので、自己研鑽や新規の業務に挑戦できればと思っています。

【子育て日記】
気付けば、1学期も残り1か月を切り、二人ともここまで大きな体調不良もなく皆勤できております。

 

ここ1カ月の季節の変わり目では、2人とも瞬間的な発熱や嘔吐があり、学校を休まなければならないかもと思った日がそれぞれ1日ありましたが、何とか無事持ちこたえているので、このまま1学期は皆勤賞で行ってもらえればと思います。

 

先日長男が帰宅後何やら古典の有名な話の冒頭分を暗唱していたので、教科書を見たところ、「古典に触れよう」といった感じで、「竹取物語」、「平家物語」、「徒然草」、「方丈記」といった自分らの時代は中学で初めて習うようなものが冒頭分のみでしたが書かれていて驚きました。

 

長女の方も先日足し算をやっていた方思ったらもう引き算になっており、学校の進度は結構スピーディーだなぁと感じています。

 

長女も長男の影響で公文式をやっていたおかげで今のところ計算へのアレルギーは、感じられないようですが、文章問題になると文章からの理解が前提となるためやや苦手のようです。

 

こうしたことを含め、今の子たちは明らかに自分たちの時よりも学習進度が早く、先生含め児童たちも大変だなぁと思いました。

 

それでも、みんな同じ土俵でやっているので、あとは本人がどこまでしっかり自分のものにしようかという気持ちだけなので、そのあたりの気持ちは二人とも持ち続けてほしいと思っています。

 

【更新】この日の夜、長男は発熱し翌28日は欠席したため、皆勤賞は、長女のみが可能性を残しています。