ふじみ野市商工会セミナー講師をして

おはようございます。
川越・ふじみ野・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
今年度も昨年度に引き続き、ふじみ野市の商工会で主催される創業支援セミナーの中の一枠(税務・会計パート)で講師の依頼があり、16日(土)に言ってきました。

前回よりも大幅増のセミナー参加者

昨年度は、10名程度でこじんまりとした感じでしたが、今回はコロナ禍にもかかわらず30名弱の方が参加されていました。当初、このような状況なので開催されるのか心配していましたが、蓋を開けたら予想に反しての多数の方の参加でしたので、主催された方たちにとっても嬉しい限りだったのではないかと思います。
参加者の方においても、年齢は、現役引退の方から30代の若い方まで幅広く、女性の比率も半数近くを占めておりましたので、連日廃業や休業で苦しい事業環境がニュースで報道されていますが、一方で創業される方の市場は、こうした環境下でもしっかりとしていることを実感しました。

今回のセミナーの主な内容

昨年度は、主に税務・経理の開業にあたっての手続き的なお話が中心でしたが、今回はもう少し実務に近い形でお話させていただきました。
主な内容としては、次の項目を2時間で。
  1. 法人と個人の経営の主な違い→個人事業主だけではなく法人で開業を目指されるという方もいたようなので、青色申告の特典から経費、人件費周りなどを中心に
  2. 申告と決算手続→こちらも個人と法人の主な差から税金の種類や申告時の負荷の違いなどを中心に
  3. 帳簿の付け方→決算を一時のイベントではなく平時の業務の延長線に決算があるという意識で、日常的に帳簿をつけるのを怠らず、日々の積み重ねが重要という点を強調しました。こちらについては、商工会の方が一番押されていた点なので、今後はもう少し掘り下げた形で行ってもいいかと。例えば、簿記の基礎知識口座として。

 

以上の内容を当初はパワーポイントのスライドでと考えていたのですが、想定以上の参加者でしたので、後ろの方が見えないと困るということでペーパーベースで話すことになりました。

セミナー参加者との対話

参加者の方の意欲というかやる気もかなりあったせいか、途中途中でたくさんご質問が上がり、セミナーそのものも結構活発にできたので、話す側としては大変満足できました。

 

その場でご質問いただけなかった方もセミナー後に熱心にご質問に来られていたので、全体としてすごく積極的な方が多かった印象です。

 

セミナーを含めた受講形式の場合、一方的にこちらからお話するだけですと、どうしても時間の流れが一方通行的になり聞いている方にとっても、頭に入ってきにくいですが、気になった点や疑問点をその場で解消したり議論することで、同じ質問をしたかった人のためにもなり、結果として身につきやすいかと個人的には思いました。

まとめ

自分自身、受け身の授業の際に、適宜質問をしたい派なので、こうした双方向的な対話をしながらのセミナーは今後もできればと思います。

 

来年も機会があればぜひやってみたいですし、もう少し簿記や帳簿付けに絞ったものももしあればやってみたいところです。

【子育て日記】
ちょっと前の話ですが、便通の良い娘が便秘に。

 

原因は、おそらく冬休み中に水分補給が足らなかったからかと。本人は痛そうにしていなかったけど念の為医者でカンチョーをするとスッキリした顔をしてました。その後保育園が始まってからは、通常に近い形になり一安心。

 

兄は、母親が一緒にいないとまだ寂しいようなので、寝るまでピンチヒッターでいいから自分にいるようにと毎晩の依頼が。