興味薄だった分野も年を重ねることで興味を持ち楽しめることもある
おはようございます。
川越・ふじみ野・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。
人は誰しも得意な物・事があれば、苦手だったり興味があまりもてない物・事があります。
大河ドラマを通じて興味を持った日本史
自分も学生時代歴史全般は好きで、特に中世ヨーロッパやローマ時代の歴史が好きで、そのあたりの本は、個別に買って読んだりもしました。
一方、近代史や日本史は、当時はあまりすんなり入ってこず、苦手としておりましたが、2016年に初めて大河ドラマで「真田丸」を全話見てからは、日本史への関心も高まりました。その結果、日本史も学校の勉強としてやるのではなく、歴史ドラマとしてみると中々楽しいなと思えるようになり、その後は、2018年の「せごどん」、2020年の「麒麟が来る」と興味をもって見るようになりました。
学生時代は、教科書を読み、テストの時も年号と名前、地名等を紐づけて機械的に暗記していただけだったので、得意であった歴史もそれほどその内容には興味があまり湧きませんでした。
しかし、大人になってから、大河ドラマを通じて改めて見ると、登場人物の視点で歴史を深く見ることができ、当時の生活風景から風俗、社会経済、価値観といったものが学べるので、見ていても飽きず、情報としてもすんなりと入ってきます。
学生時代にこうした形で日本史に触れていればまた違った見方ができ、日本史ももっと楽しんで勉強できたのかなと少し後悔の念があります。長男は、まだ小学生になったばかりですが、もう少し大きくなったら、一緒に見て、興味を持ってもらい、自分のように苦手意識を持たないようになって貰えればと思ったりもします。
今年は、コロナの影響で大河ドラマに限らず、ドラマが延期、中断などがあり、大河ドラマも6月に一時、中断してしたときは、年末で終わらせるために途中でカットされるのではないかと心配しましたが、その後、越年でも最終回までやることが決まったので、個人的にはほっとするとともに、織田信長と明智光秀の関係がどうなっていくか期待も高まります。
特に、今回のドラマの主人公明智光秀は、謎が多く、歴史の教科書などでも、本能寺の変で織田信長を焼き討ちにした悪者としてちょっと登場するくらいで、自分自身も最初はどういった人生を過ごしてきたのかほとんど情報がありませんでした。
しかし、今回のドラマを通して、元々が美濃の出身で、美濃の武将である斎藤道三と深いつながりがあったといったことも知れたし、信長とどういった形で出会い、つながりを深めていったかなども初めて知ることが多く、毎度楽しんで見れております。この先最終回までどういった形で信長との関係が変わっていってしまうのかも含め、週末が待ち遠しい限りです。
近代史にも興味が出てきた
大河ドラマとは別に、最近興味関心があるのが、日本の近代史、特に明治以後第二次世界大戦終了までの日本の歴史です。
きっかけは、以前ブログでも紹介しました佐藤優さんが書いた「日米開戦の真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く」を 読み、その本の中で、日本が何故あの大戦に向かってしまったのかといったことを明治以降の日本を取り巻く環境と日本国内の状況を照らし合わせながら学んでくうちに、当時の状況をもっと知りたいと興味が湧き、当時を描いた歴史の本や小説を買いあさるようになりました。
直近では、東大の教授をされている加藤陽子さんか書いた「それでも日本人は「戦争」を選んだ」を読みましたが、この本は、中高一貫の進学校である栄光学園の生徒たちとの対話の中で史実を読み解いていくといった形で書かれており、大変読みやすく、登場人物と史実の関係や当時の日本人の思いや感情についても、当時行われたアンケート結果を用いて紹介されたりと至る所に興味深い情報がちりばめてあったので、全体通して飽きずに読むことができました。
その他にもいくつか買った本は、今のところ全部は読めていませんが、これから年末年始で時間を見つけて読み進めていければと思っています。
まとめ
このように読書をする余裕を少し持つことができるようになったのも独立して自分の時間をコントロールできることになった効用かなと思っています。読書に限らず、独立して生まれた時間を子供との時間に使うなど時間の有効活用には今後も努め、新しく興味を持てるものを見つけていければと思います。
【子育て日記】
最近の娘の口癖。「何してんの?」、「これ知ってる?」と聞いてきます。自分がしゃべれることの楽しさや色々とわかるようになったのがうれしい様子です。
長男は、親が時間にうるさいせいか、学校でもその影響が出ているよう。先日の先生との面談でも時間にきっちりしていますねと言われたようです。いい方向に影響していればいいですが、せっかちとか細かいと思われると本人もかわいそうなので、うちでも少し気を付けなければと思った次第。