懐疑心と信用~長男へゲームを買うにあたって考えさせられたこと~

おはようございます。

 

川越・ふじみ野・三芳・富士見エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

公認会計士の試験後監査法人に入社以来、監査の現場では常に「職業的懐疑心」をもって仕事をしてきたせいか、最近子供とのやり取りでそこまでしなくてもいいかもといった行動をしてしまい反省しています。

職業的懐疑心

そもそも「職業的懐疑心」って何?と思われる方が多いと思いますので、簡単に触れますと、一言で言えば「何事も疑ってかかれ」という気持ちを持つことです。

 

公認会計士の仕事の一つに会計監査という仕事がありますが、これは主に上場会社の決算書について、誤りや不正による大きな間違いやこの決算書を利用する人の判断を誤らせる重大なエラーがないかといったことについてお墨付きを与える仕事です。

 

この仕事をする際に監査人である会計士は、「職業的懐疑心」として何事も疑ってかかることが求められており、目の前の数値がホントに正しいものかどうかを慎重に検討せよといった気持を保持することが義務付けられています。

 

こうした姿勢が、最近子育てにネガティブな影響を与えてしまっているのではないかと内心感じております。

長男とゲームと信用

というのも、先日長男が7歳を迎えるにあたり、本人がかねてから希望していたゲーム機(NintendoSwitch)を買ってあげようということになりましたが、親としては、視力への影響、私生活の乱れといったネガティブな影響を心配すぎるあまり本人がしっかりできるかどうか懐疑的になりすぎている自分がいました。

 

確かに、子供は好きなことに熱中すると周りが見えなくなるので、親がそれをコントロールできるように手を貸してあげなければならないと思いもありますが、何事もバランスが肝心です。

 

過度に心配しすぎて子供に対し、懐疑的になりすぎては、子供の自主性を置き去りにしてしまいかねないので注意が必要です。

 

以前別の記事で書きましたが、子供にはなるべく自主性をもって行動してもらいたいともいますし、現に本人もゲームをしているときは、かなり時間を守るように気を付けているので、あまり言いすぎては少しかわいそうだなとも思っておりました。

 

それに、本人は自分が折角意識しているのにとやかく言われては気分もよくないでしょうし。

 

ですので、これからはもう少し手綱を緩めつつ子供に自分で管理するようにしていこうかと改めて思いました。

 

また、ゲームを買うに際して親子で決めた「おやくそく」も項目数を見直し、子供がゲーム中はゲームを楽しめるような環境を作れるようにしました。

 

運用してみて気づいたのですが、当初の約束ですと、少し厳しすぎで、本人も息苦しいのではないかと妻もいってきましたので。

まとめ

ゲームを買うまでは紆余曲折があったものの今回ゲームを買ってみてよかったなというのが素直な感想です。

 

というのも、親が思っていたより子供は決めたことを守ろうとしていますし、そうした行動変容をみてもしっかりと成長しているなという姿も見て取れましたので。

 

ですので、これからは保育園児の時のように何事も懐疑的になって一々口出しするのではなく、もう少し子供の行動を信じて、任せていければいいなと思った次第です。

【子育て日記】

 

長男が先日7歳の誕生日を迎え、日々の頑張りもあるのでNintendo Switchをプレゼントしました。本人も七夕等でお願い事をしていたのがとうとう叶い、喜びの笑顔。

 

妹も自分もゲームしたいと早くも下の子にも気に入ってもらったみたいでよかったのか、悪かったのか…