個性について考えさせられたラジオの件

おはようございます。

 

川越・ふじみ野エリアで活動する公認会計士・税理士の榎本です。

 

自分の入居している事務所では、有線でNack5のラジオが入っているので、事務所で仕事しているときは、それを聞いています。

 

月~木の13時~17時で放送されている「GOGOMONZ」、月~木の17時からの「The Seitaro☆RadioShow」、金曜日の9時~18時の小林克也氏の「FunkyFriday」など執務中に聞いている番組はいくつかありますが、個人的にはGOGOMONZが特にお気に入りです。

 

この番組は、三遊亭鬼丸さんという落語家と高橋麻美さんがMCを務めており、二人のやり取りがきいていてテンポもよく面白いです。

 

先日このGOGOMONZを聞いていたら、詳しい件(くだり)は忘れましたが、「個性」とは何かということを考えさせられる話をリスナーからの紹介で鬼丸さんがしていました。

 

その話の中では、ミスユニバースの廃止や、運動会の徒競走での同着、学年末テストなどでの張り出しの禁止等、個々人の輝ける機会を奪うことについていかがなものかということを鬼丸さんが説法されていたのが印象に残っています。

 

確かに、人には、容姿、身体、学力、性格、社会的境遇、家族関係等様々な点で違いがあります。

 

本来はそういった違いを個々人が認め、時には、配慮・考慮したり、賞賛することで社会が成り立っていますが、先の話を聞いて思ったのは、「平等」という聞こえのいい言葉でそれらを奪っているに過ぎないのではないかというのが率直な気持です。

 

自分自身の中学時代は、学力テストや体育祭等で、先ほどのような極端な平等論的なことはなされていませんでしたが、もしそういったことをされてしまっていたら、実際、やる気や向上心といったものが奪われていたのではないかと思ってしまいます。

 

人は、他の人との違いを認めることで初めて自分には何ができるのか、何がよいのかといったことを考えるようになり、行動に起こすものだと思います。

 

そういった行動の結果、人は、挫折や失敗、逆に栄光や勝利等、正の面、負の面を経験し、成長していき、こうした経験の積み重ねが、人間力であったり、先日のブログで書いた非認知能力の醸成、学力以外の生きる力の獲得につながっていくと考えられます。

 

ですので、みんな一緒であれば、傷ついたり、悲しんだり、悔しい気持ちを持つ子も減るかもしれませんが、裏を返せば、これは競争の機会、個々人が切磋琢磨する機会や成長する機会を奪うことに繋がり、子供たちの成長にとっては大変憂慮すべきことではないかと小学生と保育園児の親として思いました。

 

先日読んだ本にも書いてありましたが、子供達は大人が思っている以上に忍耐力、対応力があるようなので、自分の子供にはなるべく多く、競争や切磋琢磨の機会を経験できるようにしてあげたいと思っています。

 

競争の中で挫折を味わい気持ちが沈んだ時には、周りでフォローをしたり、一緒になって気持ちを共有してあげることで、子供の気持ちもまた一つ成長していくものだと思いますので、個人的には初めから安全な道だけを歩むようなことにはならないようにしていければと思っています。

【子育て日記】
夏休みが長かったこともあり下の子が保育園で朝お別れの時少しセンチメンタルに。今日はひとまず大丈夫そうでしたが。徐々にですかね。



これまではそういったこともなかったのですが。

 

長男も少し寂しんぼに。

 

これから日も短くなるので、人間の心理として哀愁を感じやすくなるのかと。